リゾルト 710(Resolute 710)を315日3955時間穿いて40回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
洗濯回数40回。ひとつの節目を迎えたリゾルト710ですが、今でも日々の変化を楽しみながら穿き続けています。すっかり春の陽気になり、最近はYシャツをタックイン&腕まくりしたコーディネートが好みです。ここ数年クローゼットの中で眠りがちだったリネンシャツとの合わせがビビっと嵌ったり、永く付き合い続けることで好みの変化や新たな発見を感じ続けることができるのも醍醐味です。
それでは、今回もリゾルトの現在の表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と40回目の洗濯後の表情の比較
全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が40回洗濯した後の表情です。購入当初の鉄紺な色合いから爽やかなな薄青に変化しています。股間から左右に伸びるヒゲはシンメトリーまではいかなくとも、バランスよく美しく波打っています。色落ちがもっとも進んでいるのは右膝です。白く色落ちするとともに生地も薄くなっていそうな雰囲気です。この角度からの写真でお気に入りは左足のセルビッジです。ボコっと浮き出た立体感あるアタリがとても良い感じです。
ヒゲのアップです。この近さから見るとポケットから腿にかけての粒だった縦落ちを見ることができます。一方で股間のsyう右辺にはまだ濃紺な部分が残り、コントラストが良い雰囲気です。細部に目を落とすと、ボタンフライのアタリやコインポケットのステッチ部分のパッカリングなど、興味深い変化が見てとれます。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。縦に走るセルビッジは内側に捻じれていることが分かります。このチェーンステッチのパッカリングによる縮みと、セルビッジによる捻じれはシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。
ヒップです。シルエットの変化が良く見える角度です。リゾルト特有の購入当初のキュっと締まったシルエットから、ボクのヒップの形に合わせて柔らかくふっくらとしたフォルムへ変化しています。色落ちは全体的に淡い退色をしていますが、ベルトループとバックヨークのステッチ付近はぐっと白く変化しています。
左膝裏のハチノスです。色落ちはうっすらと。目立つ変化ではありませんが、この小さなコントラストが足を通してみるとこなれた雰囲気づくりにもしっかり一役かってくれていることが分かります。派手な変化ではないけれど、貴重な変化です。
5年目の春のリゾルトの表情の記録でした : )
コメント - comments -