リゾルト 710(Resolute 710)を308日3850時間穿いて39回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
穿きはじめてから5年目を迎えたリゾルトですが、エイジングや経年変化を急ぐことなく、今は他のボトムスと同じペースでゆっくりと穿いています。それぐらい納得できるエイジングの状態になっていて、今の季節であればカーディガンにも、ニットにも、ステンカラーコートやバブアーにも、どんなトップス・アウターにもしっくりとくる表情に育っています。これからはゆっくりと穿きながら、時折小さな変化に気づいて喜びつつ、引き続き永く付き合っていく一本だと思っています。
そんな状態ではありますが、今回もリゾルトの現在の表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と39回目の洗濯後の表情の比較
全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が39回洗濯した後の表情です。購入当初の鉄紺な色合いから随分と変化しました。色落ちが最も進む右膝は白く変化しています。股間のあたり左右に伸びるヒゲもコントラストが目立ちます。その他の部分も各所コントラストがありながら、最も濃い部分も購入当初とは違う、青みをしっかり感じる色になりました。左足のセルビッジや両裾のパッカリングもくっきりと鮮やかです。
ヒゲのアップです。ボタンフライの周辺にはまだ青みを感じながら、横に伸びるヒゲと腿の粒だった縦落ちが購入当初との大きな違いを感じます。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。縦に走るセルビッジは内側に捻じれていることが分かります。この捻じれはシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。
ヒップです。購入当初のキュっと締まったシルエットから、ボクのヒップの形に合わせて柔らかくふっくらとしたフォルムへの変化を感じます。色落ちは全体的に淡い退色をしていますが、ベルトループとバックヨークのステッチ付近はぐっと白く変化しています。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。膝から下はストンと落ちるストレートなシルエットで、それなりの頻度で洗濯しているジーンズのハチノスはこれぐらいのアタリなんでしょうね。バキバキのハチノスよりも、こんな感じでよかったのだと納得しています。
ゆっくりと穿いているリゾルト710の変化の記録でした。日常のジーンズ、心地よく履きながら時折変化に気づいてうれしくなるジーンズとして、これからも永く付き合っていきます : )
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