久しぶりにA.P.C.のプチニュースタンダードを穿きました。ずっとリゾルトを穿いてきたけど、3月はプチニューのターン。と同じことを言っているのを、昨年同時期のブログで見つけました。毎年冬と春の境目はプチニューな気分なのかもしれないですね。ただ、リゾルトが大分良い感じにエイジング(経年変化)してきているので、これからはなるべくリゾルトとこのプチニューを交互に穿いて、それぞれの変化を楽しんでいこうかな。とも思っている今年の春です。
ということで、2週間ほど穿いて、10回目の洗濯を終えたプチニューの現在の表情を記録しておきます。その間に節目の1000時間を超えることにもなりました。大人なストレートシルエットのリゾルトとはまた異なり、より細身で若々しい雰囲気を味わうことができるプチニューの早春の記録です。
A.P.C. Petit New Standard購入当時と10回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観から、左の写真が購入当初、右が10回目の洗濯後の表情です。購入当初の鉄紺色のA.P.C.のリジッド生地が懐かしいです。穿いてみると今でも細身ですが、購入当初と比較すると、腿の辺りなどはボクの太ももの太さに合わせて、ふっくらとフォルムが変化しているように感じられます。色落ちのメリハリはそれほど感じませんが、1000時間を穿いてきたことが分かる全体観です。
次にヒゲの部分です。色合いは随分変化しました。ヒゲはまだ股間から数本短く伸びる程度。A.P.Cはなるべく洗わずに履き続けることをオフィシャルで推奨するブランドで、鬼穿きして鬼ヒゲをつけることに以前は熱心になっていましたが、この1本はほど良く穿いて、ほど良く色落ちすればいいかな。と思って、穿いている経過です。
裾です。購入当初の写真はシングルステッチ。その後、チェーンステッチで再度裾上げをしています。チェーンステッチのよるパッカリングは分かりやすいですね。ウネウネと波打つ裾になっていて、もともとタイトなプチニューの裾がよりキュっとしまった印象になっています。
ヒップです。ヒップものっぺりとした色落ちです。唯一中央のベルトループだけは色落ちの進行が早く、だいぶ白に近い色に退色しています。ヒップのシルエットは穿きこむことで、ボクの尻の形にぽっこりと丸みを帯びてきています。
最後に左膝裏のハチノスの様子です。ほとんどアタリがついていないですね。以前穿いていた27インチのプチニューのハチノスはバキバキとしたアタリが付いていました。それが当たり前だと思っていましたが、ジーンズで目立ったハチノスをつけることは、それなりにハードルが高いということに気が付きました。今はバキバキとつくアタリに拘りはありませんが、そういうジーンズの変化を望むならば、リジッドのまましばらく洗わずに、各所にアタリをつける必要があるのだと思います。
今後も、すっきりとしたシルエットで、自然な変化が感じられるジーンズとして穿いていこうと思った、プチニューの現在の表情でした : )
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