リゾルト 710(Resolute 710)を242日2860時間穿いて27回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
記録魔のボクは着用回数と時間をこうして記録し続けていますが、今回の242日というはちょっとした区切りのタイミングであることに気が付きました。このタイミングで、購入価格を着用回数で割ると、1回あたり「100円」になるのです。身に着けるものへの投資には、いろいろな価値観があると思いますが、これだけの回数穿いて、かつタイトルの通り、今すべてがいい感じと思えるファブリックが、1回あたり100円で身に着けられると思ったら、多くの人が「それはいいね」と言ってくれるような気がします (^^)
もちろん、まだまだ愛でながらたくさん穿いていくので、コストに対してどんどんハイパフォーマンスになっていきます。そんなこと考えるのは、ちょっと野暮でケチくさいかな?でも、そんなことも思いながら、気持ちよく穿いていきます。そんなリゾルトの今の表情の記録を続けていきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と27回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が27回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、ブルーに変化しています。シルエットはキュっとタイトに、スマートになった印象ですが、今は穿き心地がめちゃめちゃいい感じです。もちろん、洗濯後はまたウエストもヒップもタイトになり、腰と尻をねじ込んで穿きはじめますが、それでも穿いているとすぐにボクの体に馴染むようになり、すごく気持ちよく穿いています。
ヒゲをアップで見てみます。横に走るヒゲのアタリが白に近い色味になってきました。股間の部分のボタンフライのアタリも陰影がよりくっきりしてきて、まだ濃紺な部分が残る部位によいコントラストを見せてくれています。
左足のスソです。チェーンステッチのパッカリングがウネウネと走り、セルビッジのアタリで生地が右方向に捻じれていることがよく分かります。セルビッジに沿った色落ちがよりくっきり見えてきて、穿いた姿を横から見ると、セルビッジに沿ったアタリが遠目からでもしっかりわかるようになりました。
ヒップです。全体的にザラザラとした印象の縦落ちが見てとれるようになりました。向かって左側の右ポケットの上内側のステッチの消耗が目立ち、ちょっとしたほつれも見えてきています。バックヨークのステッチが重なる真ん中の部分も同様です。穿き方を気を付けてもどうにもならない部位ですが、崩壊がはじまったら嫌だなぁ。なんて、はじめて心配を感じるぐらいにはなりました。
最後に左膝裏のハチノスです。うっすらと、また密度も濃くはありません。加えて洗濯後は凹凸ものっぺりとしてしまいますが、ゆるやかにハチノスのアタリがついてきています。
ハイパフォーマンスなリゾルトの今の表情でした。夏日を超える日もチラホラと出てきました。でも、前述の通り、穿き心地がぐんとアップしたこのジーンズは、去年よりも暑い日に穿いても心地よく穿けると確信しています。引き続き、たくさん穿いていきます : )
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