先日、カーキカラーを購入したFOBファクトリーの今年の新作「ナロー U.S トラウザー」を色ち買いしました。今度はオリーブです。このパンツの一番のウリである、ウエストポイント生地が本当に素晴らしく、永く主力として穿いていけるパンツになると実感しての購入です。
永い間穿き続けることによるエイジング(経年変化)も楽しみなパンツなので、草臥れた表情と比較するために、今の購入当初の表情を記録しておきます。加えて、先日購入したカーキと比較することで、洗濯による縮み方なども確認していきます。
FOBファクトリー ナロー U.S トラウザー オリーブ(FOB Factory F0514)―― 購入当初の表情
リピートする一番の理由になった、ウエストポイント生地です。チノクロスは単糸(1本の糸)で織られているのに対し、ウエポンは双糸(2本の糸を撚り合わせて作られた糸)で織られています。なので、肉厚でハリと光沢があります。穿いて生活してみて気づいたことは、重みとハリがある生地なので腿から裾までストンと落ちるキレイなシルエットをずっと保っていられること。一日中クリーンに穿いていけるパンツはとても重宝します。
全体観です。光沢感があり、オリーブにも薄いカーキにも見えるカラーです。シルエットは緩やかなテーパード。くるぶしがギリギリ隠れるぐらいのレングスにカットしていて、靴を穿いてもクッションしません。そのため、前述した肉厚の生地ゆえのストンと落ちるシルエットになり、心地が良いです。
横からの表情です。サイドの縫い合わせ部分のステッチ周辺のアタリや、捻じれの変化が楽しみです。
ポケット周辺の寄り写真です。ポケットは斜めに切られています。そして右ポケットの脇にはチノパンらしい意匠であるウォッチポケットが配されています。
ヒップです。バックポケットのステッチは両玉縁です。丈夫であるとともに、アタリが見えやすいのも特徴です。ベルトループは幅広で、ラギッドな太いベルトでもOKです。各所ベーシックな意匠ではありますが、ウエポン生地でしっかり作られ、細部まで丁寧に仕上げられたチノパンです。
FOBファクトリー ナロー U.S トラウザー(FOB Factory F0514)―― 洗濯による変化・縮みを確認
ウエポン生地の洗濯による変化・縮みの状況を確認するために、先に購入して5回ほど洗濯したカーキを、今回購入したオリーブの上にのせて比較しました。裾からほんの少し覗いているオリーブが見えるでしょうか。ここまでの経年変化ではレングスは2mmほど縮んでいるという結果です。写真では見えづらいのですが、幅もほんの少し縮んでいます。肉厚なウエポン生地は洗濯による変化・縮みはほんの少し。ということになりそうです。
さて、カーキとオリーブ。定番ですが秋に合う2色のチノパンを手に入れました。たくさん穿いて、エイジングを楽しみます : )
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