カラっとした寒さが続くこの冬によく着ている「アンデルセンアンデルセン(ANDERSEN-ANDERSEN)セイラー(7G)タートルネックセーター/ネイビーブルー Sサイズ」を、はじめて手洗いで洗濯したので、その様子と洗濯後のエイジング(経年変化)を記録しておきます。
アンデルセンアンデルセンのローゲージニットの洗濯に関しては、購入検討時からの関心ごとでした。基本は「ガンガン着て、ガンガン洗濯して、エイジングを楽しもうぜ」というスタンスで行きたいのですが、不用意に洗濯すると大きく縮んでしまうというオピニオンをよく目にするローゲージニットです。
一方で、上質なメリノウール100%の生地は油分をしっかり含んでいて、汚れやニオイをはじいてくれるので、洗濯はシーズン終わりに1回で大丈夫。というオピニオンも目にしていて、着るたびにブラッシングもしているので、まだ洗濯しなくても大丈夫だったのかもしれませんが、、1回洗濯して変化の様子を見てみたくなったのでした。
ということで、アンデルセンアンデルセンのローゲージニットを手洗いではじめて洗濯したので、その過程と結果です。
アンデルセンアンデルセン(ANDERSEN-ANDERSEN)のお洗濯~ローゲージニットセーターの手洗い方法
まずは洗濯表示の確認から。素材はウール100%!手洗いOK。液温は40℃までで。塩素系及び酸素系漂白剤は使用禁止です。タンブル乾燥は禁止で、日陰で平干しが推奨されています。アイロンも150℃までの温度でOKのようです。クリーニングに出す場合は、ドライでもウェットクリーニングでも大丈夫。今回は手洗い→軽く脱水→平干しで洗濯していきます。
最初に洗濯液を用意します。平バケツに30℃弱のぬるま湯を注ぎ、蛍光剤不使用の洗濯洗剤アクロンを溶かします。洗剤は目分量で入れちゃいましたが、軽く泡立つ程度で、ほんのり香るぐらい。基準よりも少な目な量だったかもしれません。
アンデルセンアンデルセンのセーターを投入です。ここから、セーター全体に洗剤液が浸透するようにゆっくりと優しく沈めていきます。
全体が洗濯液に沈みました。ここからは押し洗いではなく、セーターを持ち上げて、また沈めて。という風に繰り返して、ニットの中を洗濯液が何度か通過するされるようなイメージで、持ち上げて、沈めてを繰り返しました。もともとずしっと重量感あるアンデルセンアンデルセンのセーターですが、水を含むと相当な重量になります。
すすぎも同様に、きれいなぬるま湯を平バケツの中に注ぎながらセーターを投入し、持ち上げてはまた沈めて。を繰り返し、平バケツの中に泡が残らないぐらいになったら完了です。最後もセーターを持ち上げて、滴る水が出なくなったらネットに入れて洗濯機に。1分ほどの短い時間だけ脱水します。
乾燥は平干しネットに乗せて日陰で。重厚なセーターです。この状態からしっかり乾燥させるのには時間がかかりました。丸2日以上この状態で部屋干しして、ようやく乾燥まで終了です。
洗濯・乾燥後は少し毛羽立ちが気になったり、ホコリがついていたりしたので、仕上げにブラッシングします。ブラッシングをすることで、改めてメリノウールのツヤが復活して、光沢が出てきました。ここまでで、洗濯は終了。気になるサイズの変化、生地の縮みの状況を確認します。
アンデルセンアンデルセン(ANDERSEN-ANDERSEN)のお洗濯~手洗い・乾燥後の生地の縮み
はじめての洗濯後のサイズを購入当初と比較します。購入当初は、身幅:48.5cm/着丈:64.0cmでした。はじめての洗濯後は、身幅:43.0cm/着丈:60.0cmです。思った以上に縮みました。身幅:-5.5cm/着丈:―4.0cmの変化です。数字だけ見るとビックリするぐらいの変化ですが、実際に着てみると着丈は短くなったことを実感しますが、身幅はそれほど変化を感じないし、きっと着ている間にまた伸びると思います。干す前に多少生地を伸ばしながら干すだけでも、コントロールできそうな気もします。
個人的には、同時期に買った5ゲージのクルーネックセーターのXSサイズと比べて、着丈がちょっと長いかな。と思っていたので、洗濯を通してジャストサイズになり、結果オーライで満足しています。アンデルセンアンデルセンのセーターだけでなく、各種ファブリックの洗濯後のサイズの変化は以下の記事にまとめてあるので、よろしければご覧ください。
ということで、心配しつつも、楽しく取り組み、満足できる結果になって良かったアンデルセンアンデルセンのローゲージセーターの初洗濯でした。こうしてひと手間かけてお手入れすることで、より一層愛着が増すし、自分の手でメンテナンスできる実感を得ることで気兼ねなく着ることができ、着用頻度もさらに増していきます。これからも、大切に永く着ていきます : )
コメント - comments -