パラブーツ シャンボード(Paraboot Chambord)マロンの購入から約4年が経ちました。着用回数は手元の集計によると85回です。
他の革靴たちと着用回数のバランスを取るべく、このシャンボードは控えめに履いているのに加え、ニューノーマルな生活が板につき、自宅勤務も増えていることから、ここ1年で10回の登板となりました。思っている以上に少ないですね。。他の革靴とのバランスもとれてきたので、次の一年はもっと登場回数が増えると思います。
履き心地は相変わらずポコポコと小気味よい感じです。ただ、近年よく履いているオールデンと比べるとトゥがとても狭く感じます。その日の体調にもよりますが、履いていると親指と小指の外側が圧迫されて痛く感じる日も。。でもでも、履いて出かけると気分が上がる靴であることはずっと変わりません。愛情込めて履いて磨いているシャンボードの今の表情を、購入当初と比較しながら記録しておきます。
パラブーツ シャンボード(Paraboot Chambord)マロン ―― 4年後の表情
最初は全体観から。左が購入当時、右が4年後の表情です。購入当初のピカピカ光るような革質から、随分と柔らかくかわいらしい表情に変わりました。全体的なフォルムの変化も大きく感じます。ポッコリとした履きジワがかわいらしさを助長しています。
次にアッパーをアップにした写真で比較します。購入当初はツルツルとした革面でしたが、今はボコボコとしたうねるような大きなシワと、それから小ジワも目立ちます。無骨でラギッドな表情だなと感じたこともあったけど、今はかわいらしいという表現の方がしっくりきます。
横顔です。よくよく見ると小傷がいろいろついていたりしますが、靴磨き後はそんなに目立ちません。アッパーに大きくうねる履きジワの影響でしょうか、ノーズが短くなった印象です。
後ろから、かかとの様子です。こちらもよくよく見ると小傷が各所についています。パラテックソールは外側に削れが見てとれるようになりましたが、やっぱり分厚く安心感があるソールです。まだソールのメンテナンスの心配はしなくて済みそうです。履き口はしっかりしていて、ヒールをかっちりとホールドしてくれています。
最後にアウトソールも見てみます。つま先とかかとが削れていますが、まだメンテナンスをする予定はありません。パラテックソールの特徴であるRP(創業者の「リシャール・ポンヴェール」の頭文字)の凹凸は健在です。ソールは細かく補修をすることなく、このまま履ける限り履いて、その時がきたらパラブーツ直営店でオールソールする予定は変わらずです。
4年が経ち、変化を感じる箇所はたくさんあります。しかし、まだまだしっかりとした一足です。一生モノの革靴という評価を実感する表情です。ゆっくりと履きながら、これからも一緒に年を重ねていこうと思えるパラブーツ/シャンボードでした : )
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