Barbour Bedale(バブアー ビデイル)のリプルーフ。夏の終わりに手塗でチャレンジしてみました。

この冬に3年目を迎えるバブアーのビデイル。リプルーフしようと夏がはじまる前の5月のゴールデンウィークに水拭きしました。真夏になったらソーンプルーフドレッシングを入れてリプルーフしようと考えていたけれど、気付いたら夏が終わりそうで。。慌てて先週末の夏の残暑を感じる日曜日にリプルーフしました。

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バブアーのリプルーフを手塗でチャレンジ

通常、バブアーのオイルドコットンにはオイル(ソーンプルーフドレッシング)を熱湯で溶かして塗り込みます。この手間がかかって難しい作業がバブアーオーナーの拘りをくすぐるのですが、以前雑誌でバブアーを10年以上着続ける先輩たちが、オイルを溶かさずそのまま手やストッキングで塗り込むスタイルを読んで、そういうワイルドなメンテナンス方法にも憧れてしまい、ズボラなボクにはこうした手塗り方式の方があっているのでは?といつかやってくるリプルーフの機会には手塗でやろう。と決めていたのでした。

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ベランダに段ボールを敷いてリプルーフスタート

作業は残暑のベランダで行います。段ボールを敷いて、その上にバブアーを。ゴシゴシと力を込めて塗り込めるスタイルです。

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ソーンプルーフドレッシングの缶を開けます。気温30℃を超える環境ですが、オイルは固形のままです。白くてサラサラしています。リプルーフした後のオイルのニオイが気になるという体験談を見聞きしましたが、今のオイルはほとんど無臭です。
 

指にとります。この後、指と手のひらでオイルをモミモミして手の温度で液状にしてから塗り込みます。まずは背負ったリュックでこすれて一番オイルがはがれている背中から。

なかなか記事に浸透せずにムラになってしまいます。ならばもっとと何度も刷り込みます。この作業の過程で気付いたのは、オイルはたっぷりとって指先ではなくて手のひらの熱でしっかり溶かして、手のひらで塗り込む方がしっかり浸透させられるということ。こうしたコツを見つけられると、作業が捗ってきます。

脇と前面にも手のひらを使ってオイルを塗り込む

リュックを背負っているので、腕の付け根と脇のあたりもストラップで擦れてオイルが抜けています。ここにも何度もしっかりと塗り込みます。
 

背面、腕と塗り込んで。最後に前面です。このあたりはオイルがまだ比較的残っている部分です。オイルが残っている部分の方が、リプルーフのオイルも浸透しやすく塗りやすいです。ポケットの裏側や、比翼仕立ての裏側にも余さずオイルを塗り込みます。

ここまでくると作業も手慣れてきて捗ります。全部塗り終える頃には汗びっしょりですが、それでも40分弱でリプルールを終えることができました。

ブラッシングと天日干しでリプルーフしたオイルを浸透させる

まだまだムラのあるリプルーフ後のオイルをオイルドコットンに浸透させます。革靴のメンテナンスがそうであるように、ブラッシングの摩擦熱でオイルを溶かして浸透させていきます。日ごろのメンテナンスに使っているバブアー専用の馬毛ブラシでゴシゴシします。
 

最後はお天道様の力を借りて。夏の最後のおひさまの熱を使ってオイルを浸透させます。朝の8時半からはじめて、午前中いっぱい。直接日光が当たる間、干しておきました。

はじめてのバブアーのリプルーフは満足度70%ぐらい

午前中いっぱい天日に干したバブアーを室内で撮影しました。一番ムラがあった背中の部分です。
 

塗りたてのころと比較して、大分浸透が進み、ムラもなくなってきたように感じます。こうして見るとまだまだですが。。この後、通気性の良い不織布のクロスカバーを付けてクローゼットにしまいます。最後の最後は時間の力を借りて、出番が訪れる晩秋のころまでにより一層のオイルの浸透が進むといいなぁ。と思います。

はじめてのリプルーフで、なかなか100点満点の出来とは言えなかったけど、こうした時間をかけたひと手間を経て、バブアーへの愛情は一層深まりました。寒くなってきたころに、袖を通すのが楽しみです : )

追記|現時点での理想的なリプルーフ方法をみつけました

3度目のリプルーフにして、理想的な方法を見つけました。ヒートガンを使ってオイルを溶かしながら塗るという方法で、しっかりとオイルを浸透させかつ時間も短縮できました。以下の記事でその方法と、タイムラプス動画も掲載しているのでご覧ください。

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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