年末の大掃除の時期にかこつけて「愛用品メンテ大全」なる本を買いました。家や部屋の大掃除とともに、靴やジャケット、ジーンズの大掃除&メンテナンスをしようかと。
それにしても、この本に出てくる人たち。ジャケットは20年。ジーンズは25年。靴は30年とかメンテしながら使っていて、すげぇ。おもしろいです。読むだけで満足しちゃいそう : )
例えば、先日購入したオイルドコットンの「バブアー」も、21年使っている人と15年使っている人が紹介されていました。20年以上とか、本当にスゴイ。
そんな二人のメンテ方法で興味深かったのは、バブアーのリプルーフのときにオイル(ドレッシング)を溶かさずにそのまま塗る。という方法を二人ともとっていたことです。
ビデイルオーナーのマサキさんは、プルーフドレッシングを溶かさずハブラシを使って塗ります。まるでブーツのメンテのよう。こういうやり方、ボクもいいなと思って。以前にネットで探してみたのですが、ほとんど情報がなく(発見できたのはブログ一件だけでした)。
気合を入れて全体をリプルーフするよりも、気になったときに気になった部分をライトにメンテする。という方がいい状態を保てるのではと考えています。
ラインドダーハムオーナーの牛田さんは、やっぱりドレッシングは溶かさず。ストッキングを使って塗りこんで、その後ドライヤーを使ってムラなく馴染ませます。
バブアーのリプルーフは多くの方が、楽しみながらも苦労して取り組んでいる様子をブログなどで見かけます。それは、プルーフドレッシングを熱湯で溶かして固まる前に手早くやらないとという時間の制約の中で、ムラにならないように気をつけながら塗る。という速さと質を求められる作業だからだと思います。
状態をじっくり確認しながら、ゆっくり作業。気になったときに、気になったところだけライトにメンテ。プルーフドレッシングを溶かさずリプルーフすることで、こんなメンテの方法ができそうです。
ボクはまだ買ったばかりなので、リプルーフはまだまだ先の問題だったんだけど。このやり方だったら本シーズンの終わりにでも確認してやってみることもできるかな。愛用品メンテ大全に出てくる人たちのように、ジャケットも靴もジーンズも、10年20年と愛用できるように勉強&実践します : )
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