購入して3年半。69回ほど履いたジャランスリウァヤ コインローファー(Jalan Sriwijaya 98589)のエイジング(経年変化)の記録をお届けします。
特にこの時期、めちゃめちゃ暑い日でも、多少の雨が降っていても、いろいろ気を遣うことなく気軽に履いて出かけることができる心強いローファーです。つい先日も、会社からの帰り道に急な雨が降り出して、アッパーを大分濡らしてしまいましたが靴にも心にも大きなダメージはなく、その週末にしっかり磨けばすっかり元通り。涼し気で履く日を選ばない一足は、これからの夏~秋まで登板頻度が高いだろうと思っています。そんなジャランの現在の表情を記録しておきます。
ジャランスリウァヤ コインローファー(Jalan Sriwijaya 98589)―― 購入当初と3年半後の表情の変化
最初に全体観です。左が購入当初、右が3年半後の表情です。購入当初のツルツルと光るような革の表情から、履きこみとお手入れを繰り返すことによってもっちりと深く優しい輝きに変わってきました。ネイビーの革靴のあるあるだと思っていますが、色味は購入当初に比べて大分濃くなり、ダークなネイビーカラーになりました。先日の雨や繰り返し塗布しているシュークリームによって、重厚感が増しシックな雰囲気となり、当初よりも今の方が好みです。
次はアッパーを近い距離から見てみます。光の当たり方によって、ネイビーに見えたり、ブラックシューズにも見える表情です。こうしたグラデーションやコントラストは、革靴に限らずネイビーカラーのエイジング(経年変化)のだいご味で楽しいところです。サドルの手前を走る履きジワが深いけど、革質はモチモチとしつつもまだまだしっかりしています。モカシンも目立ったモカ割れはなく、こちらもしっかりとした表情のままです。
横顔です。サドルの手前とかかとには、横から見ても履きジワが見てとれるようになり、色味も落ち着いた光沢が増しています。コバはしっかりとしていて目立つキズはありません。ソールはオールソールによって厚みがまして、全体的にどっしりとした雰囲気になりました。
次に後ろ姿です。履き口やステッチはしっかりと健在で、当初からの変化はあまり感じません。ソールはオールソールによって大分厚みが増しています。トップリフトは多少消耗が見てとれるようになりました。まだまだメンテナンスが必要な頃合いではないですが、気にかけておきます。
最後にソールです。オールソール直後のビブラムソールとの変化を比較します。ラバーの凹凸はまだしっかり残っていますが、ステッチはすでに削れている部分が多いです。雨が降っていても気兼ねなく履ける一足でいて欲しいので、ソールの消耗には気を付けたいと思います。本当に暑い日が多い今年の夏なので、涼し気に履けるジャランのローファーには引き続き活躍してもらおうと思っています : )
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