リゾルト 710(Resolute 710)を267日3230時間穿いて31回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
暦はもう11月。朝晩はコートがないと厳しいぐらいの気温です。今年の晩秋はリゾルトに、ナナミカのベージュのステンカラーコートを合わせることが多いです。淡いブルーになってきたジーンズにミニマルなベージュのコートが良く合う気がして。そうでなくても、昼は暖かく朝夕は寒いこの季節には、薄手だけれど防風透湿のコットンゴアテックスのコートが最適です。羽織るものが一枚増えるこの季節は、煩わしくもあり、楽しくもある季節です。
そんなコーディネートも楽しんでいるリゾルト710の現在の表情の記録です。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と31回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が31回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、爽やかなブルーに変化しています。大きく変化を感じられる部位は、股間から左右に伸びるヒゲ、セルビッジのミミのアタリ、そしてチェーンステッチのウネウネとしたパッカリングです。先ほどは「淡いブルー」と表現しましたが、変化を感じる部位はその表現で間違いないと思います。
ヒゲのアップです。股に近い位置の股間から伸びるヒゲには強めのアタリがつき、色も白に近くなってきています。アウトシーム側にはザラザラとした印象の縦落ちが目立ちます。一方で、中央のベルトループの下辺りはまだ濃紺な部位が少し残っていて、コントラストが感じられる場所です。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。このウネりは色の変化とともに、スソのシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもスソはキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。それから、セルビッジが走る位置の変化にも注目したいです。購入当初からギュっと右に捻じれています。この変化も良いシルエットへの変化に貢献しています。
ヒップです。この写真のヒップの陰影がとてもかっちょ良くないですか?撮り方によってですが、ザラザラとした全体的な縦落ちがシワの陰影が入ることによってブルーとネイビーのコントラストが鮮やかに見えます。左右のポケット、バックヨークに走るステッチのパッカリングも良い感じです。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。バキバキの色落ち、エイジングには期待せずにこのまま穿いていこうと思います。
最後に、サイドのアウトシーム側から見える、セルビッジのミミに沿った色落ちと、チェーンステッチのパッカリングが良く見える写真です。ちょっとたたみジワがきつく入っていて、そっちが目立っちゃっていますが、セルビッジのミミに走るアタリは気持ちが良く、かっちょいいです。
引き続き、楽しく大切に穿いていきます : )
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