パラブーツ/ランス(Paraboot Reims)を購入して4年強が経ちました。
購入当初からボクの足にフィットして、ずっと優等生なランス。保有する革靴の中でも最も登板頻度が高く、着用回数が100回の目前に迫った98回。とても速いペースで履いています。特に猛暑が続くこの夏場は本当に頼りにしています。そして、夏だけでなくぽってりとした、他のローファーにはない表情は、秋冬のコーディネートでも全く違和感なく履きこなすことができます。あまりにも登板回数が多く、汎用性が高いので、色ち買いを検討するほど。。
これまで、そしてこれからも大活躍を続けるであろうランスの現在の表情を記録しておきます。
パラブーツ ランス(Paraboot Reims)購入当初と4年後の表情の比較
最初に全体観です。左側が購入当初、右側が4年後の写真です。アッパーには左右ともに2本の大きな履きジワがついています。履き口はボクの足首の形に合わせて大きく緩く変化していますが、ビーフロールとサドルはキュっとタイトな印象のままで、履き続けても踵が抜けず、ずっと歩きやすいローファーです。色味の変化も大きく感じます。購入当初のスムースでマットなブラックから、自然な光沢がつき、印象が随分と変わりました。
つま先の表情です。トゥには多少小傷がありますが、まだそそり立つつま先のフォルムはキレイです。アウトソールは随分と薄くなり、つま先の減り方も気になってくる頃です。サドルも随分と高い位置に変化しています。フラットだったアッパーが履く度に縦に伸びで、心地よくフィットするシルエットになってきたのだと感じます。
横顔です。アッパーのつま先部分が随分と膨らみました。購入当初はギュっとつま先をフィットするシルエットだったことが分かります。革質は随分と光沢が出ています。少し乾いた印象もあるので、様子を見つつパラブーツ純正グリースでオイルを足すことも検討したいです。アウトソールは改めて薄くなってきていることを認識します。削れたこともあるかもしれませんが、履き続けることでギュっとつぶれて薄くなったという印象です。パラブーツオリジナルのラバーソール「マルシェ2」は柔らかい弾力があるソールですが、こうして履き続けると押しつぶされていくのかもしれません。そうだとしても、履き心地は変わらず良い感じです。
踵からの表情です。履き口は大分伸びて広がりましたが、前述の通りまだ踵が抜けることはありません。アウトソールは外側から随分と削れていることが分かります。分厚いラバーソールなので張り替えが必要な状態ではありませんが、歩き方に支障が出るかなとちょっと心配になるぐらい外側が沈んできています。少し気に掛けて確認していきます。
最後にソールの全体観も記録しておきます。両足外側の凹凸は削れてなくなっています。マルシェ2は外側にステッチが出ない製法なので、ソールだけ見ると心配する要素はあまりありません。このままずっと履き続けられそうな印象ですが、ヒールの外側の削れ方と、それによる歩行への影響だけは気にしていこうと思います。
本当にどんな場面でももっとも履きやすい一足です。これからもずっと履き続けていけるように、こまめに磨きながら、メンテナンスの機会も惜しまずに行っていこうと思います : )
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