ゴールデンウィークの連休は、冬物をいろいろ洗濯したりメンテナンスしたりして過ごしています。そのひとつ、今シーズンも良く着たナナミカのコットンゴアテックスを使ったコート3着を洗濯したので、現在の表情とともに記録を残しておきます。
今回も近所のコインランドリーにシーツやらなんやらと一緒に持ち込んで、こんな感じで洗濯機&乾燥機に突っ込んで、1時間の洗濯&乾燥に加えて、エクストラで30分の乾燥時間を延長して仕上げてきました。
こうして気兼ねなく簡単に洗濯できることも、ナナミカのコートが主力であり続けている理由のひとつです。しっかり長時間乾燥させると生地にハリが戻り、またゴアテックスの透湿防水の機能も復活するそうです。加えて、ガンガン着てガンガン洗濯することで、かっこよくて愛おしいアタリがついてきます。今シーズンも良くきて、またエイジングが進んだナナミカのコートたちの表情をこの後にまとめます。
ナナミカ ゴアテックスクルーザージャケット(GORE-TEX Cruiser Jacket)―― 6年着用後のエイジング(経年変化)
最初に6年着ているネイビーのクルーザージャケットです。ポケットなどの装飾部位がもっとも多く、裏地に止水テープが何本の張り巡らされているためエイジングがもっとも楽しめる一着です。その変化の様子はご覧の通り。各所にあるポケット、両腕の脇と袖口のステッチ、そして中央のファスナーとボタンの周辺。いたるところに味のあるアタリが見てとれます。近くで見ると袖口はだいぶほつれていたりするので、今年のオフシーズンこそはオフィシャルのリペアをお願いできればと考えています。
ナナミカ ゴアテックスステンカラーコート ネイビー(GORE-TEX Soutien Collar Coat)―― 5年着用後のエイジング(経年変化)
続いて、購入から5年着たネイビーのステンカラーコートです。シンプルなステンカラーコートなので、アタリがつく部位は少ないのですが、襟元、ポケット、センターボタン、そして腕に走るセルビッジのようなステッチの周辺のアタリがとても目立ちます。色も濃紺だった当初から淡いネイビーに退色していますが、実際に着てみるとビジネス時の着用でも問題ないぐらいキレイな雰囲気でコーディネートすることができる一着です。
背中です。止水テープが首元から3本走り、ラグラン袖の付け根からはさらに一本枝分かれしている、アタリの付き具合がよくわかる部分です。背中は随分とラギッドな印象になっていました。やっぱりジーンズのパッカリングのようでかっちょいいです。ただ、このステンカラーコートもクルーザージャケットと同様に袖口にはダメージがあるのでリペアしたいと思っています。
ナナミカ ゴアテックスステンカラーコート ベージュ(GORE-TEX Soutien Collar Coat)~3年着用後のエイジング(経年変化)
購入から3年着たベージュのステンカラーコートです。前掲のネイビーの2着と比べると淡いカラーが故にアタリの様子は控えめな一着です。しかし3年が経ち、各所のステッチにはウネウネとしたパッカリングが浮き出ていることがわかります。こうしたささやかな味が全体にこなれた雰囲気を作り、キレイ目に着れるけれど、味わいも感じることができる、ビジネスでもっとも気やすいコートとなっています。
背中です。ステッチと止水テープの沿ってアタリがついていることがわかります。また生地感も、ツルツルとした表情からザラりと雰囲気ある質感に変化しています。新しすぎず、でもラギッド感は抑えめに、落ち着いた雰囲気で着こなしていける表情になりました。
今シーズンも大活躍だったナナミカの3着のアウター。表情には味わいが増しつつ、しかしコットンゴアテックスの機能は健在で、本気で一生モノかも、と思いはじめています。次のシーズンも、ガンガン着てガンガン洗い、そしてこうして変化を確認することで大切に扱い、永く着ていきたいと思います : )
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