冬のアウターの主力である、ナナミカのコットンゴアテックスを使ったコート3着をシーズンインに向けて洗濯したので、現在の表情とともに記録を残しておきます。
昨シーズン終了時にはブラッシングだけでいいなか。と洗濯せずにおいてしまっていたのですが、本格的なシーズンを迎える前にやっぱり気になって、コインラインドリーに行って3着まとめて洗濯とガス乾燥機でパリっと乾燥させてきました。
こうした洗濯の気軽さと、ビジネスでもアウトドアでもどんな場面でも気兼ねなく着ていくことができる点が、このコートたちの魅力です。付き合いが永くなってきましたが、引き続き気楽に永く着ていければと思い、今の表情を記録しておきます。
ナナミカ ゴアテックスクルーザージャケット(GORE-TEX Cruiser Jacket)―― 5年着用後のエイジング(経年変化)
購入から5年が経ったネイビーのクルーザージャケットのエイジングから見てみます。ポケット他、ステッチ周辺についているパッカリングがとても目立ちます。こういう変化は大好物ですし、好きな人がたくさんいると思います。ラギッドな雰囲気が素晴らしい。生地の色は濃いネイビーから淡いネイビーに、こちらも大きく変化しています。
胸元から上をアップにした写真で比較します。胸元のポケットと袖の付け根のパッカリングがよく見えます。それからフードのパッカリングも見事ですね。ジーンズのセルビッジの耳のようなアタリが見えてきます。ナナミカのコットンゴアテックス特有の裏地に貼られた止水テープが見せてくれるチャームです。
ナナミカ ゴアテックスステンカラーコート ネイビー(GORE-TEX Soutien Collar Coat)―― 4年着用後のエイジング(経年変化)
続いて、購入から4年着たネイビーのステンカラーコートです。前述のクルーザージャケットよりは退色はまだ穏やかで、ポケットの数、ステッチが少ないこともありラギッドな印象も控えめです。ビジネスシーンでもまだまだ気兼ねなく着ていける表情です。
胸元から上をアップにした写真での比較です。寄りで見ると、向かって右側、左袖の縫い合わせ部分のパッカリングのコントラストがはっきりと見えてきます。何度も同じように表現してしまっていますが、本当にセルビッジジーンズのアタリかたに似ています。
背中です。止水テープが首元から3本走り、ラグラン袖の付け根からはさらに一本枝分かれしている、アタリの付き具合がよくわかる部分です。背中は随分とラギッドな印象になっていました。トートバッグを担いでいる右肩は、生地の消耗も多少感じるようになりました。
ナナミカ ゴアテックスステンカラーコート ベージュ(GORE-TEX Soutien Collar Coat)~2年着用後のエイジング(経年変化)
購入から2年着たベージュのステンカラーコートです。ステッチ周辺のデコボコとしたアタリは感じられるようになりましたが、明るいベージュの生地カラーであるために退色はあまり感じません。カラーのコントラストがないだけで、キレイな状態であるように見えます。ビジネスシーンで重宝する美しいコートです。
胸元から上をアップです。全体観で見たのと同様に、ステッチの凹凸は多少目立ちますが、色の変化、部位によるコントラストは控えめでハリっとした見た目のキレイなコートだと思います。
背中です。ステッチに細かいアタリがついていることが分かります。生地の色の変化は小さいですが、ツルリとした光沢がある購入当初の生地感から、ザラザラとした質感に変わってきているかも。と写真から見えてきました。
そうそう。大切な機能の部分。コットンゴアテックスは洗濯や乾燥機でガンガン洗っても、その機能性は失われません。むしろ高頻度で洗濯した方が良いぐらいなようで。風と水は通さずに、インナーを厚く着れば真冬でも問題なくアウターとして着続けることができます。それでいて透湿なので、秋から初春まで暖かい日に羽織っていっても湿度がこもることなく心地よく1日中着ることができます。
ハイテックでかつエイジングも楽しめる。ナナミカが目指して実現したゴアテックスコットンのコンセプトがしっかり実現されていることを5年着ていて実感しています。まずは今シーズン、そしてこれからも永く着ていきます : )
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