リゾルト 710(Resolute 710)を303日3785時間穿いて38回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
13.75ozの肉厚な生地は真夏には履きづらいため、しばらくお休みしていたリゾルトを、涼しくなったこの季節に再開しました。とはいえ、FOBのベイカーパンツやウェポンチノ。プロッパーなど、ボトムスが充実してきているので、着用頻度はほどほどです。ほどよくエイジングしていて、これ以上にエイジングの進行を早めていきたいという気持ちもそんなにないので、これからはほどよく、毎日のコーディネートに合わせて穿きたいときに穿く。というペースで着用していきます。
そんな風に付き合っていこうと思うリゾルトの現在の表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と38回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が38回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、膝上までは爽やかなブルーに変化しています。全体観を眺めてみて、特に好きな部分はセルビッジの沿って走るアタリと、チェーンステッチの裾のパッカリングです。ジーンズのエイジング(経年変化)の醍醐味であると思う2点がやっぱり素敵です。
ヒゲのアップです。股間から横に伸びるしっかりとしたヒゲと、腿の付け根から伸びるザラザラとした質感の縦落ちの両方の変化を感じることができる部分です。一方でボタンフライの周辺は濃紺な部分が残っていてコントラストを感じます。ボタンによるアタリも少し見てとることができます。リゾルトの教科書通り、洗濯時にはボタンをすべて締めて表向きに洗っているので、その成果だと思います。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。このウネりは色の変化とともに、スソのシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもスソはキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。
ヒップです。生地感の変化がもっともよくわかるのがこの部位です。購入当初から随分と柔らかくなり、ボクのヒップラインにピタっとフィットするシルエットに変化していています。色落ちは全体的に淡いブルーに。それでもバックヨークとポケットのステッチ周辺のアタリはメリハリある色落ちをしています。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。エイジングが進まない部位だと思っていましたが、久しぶりに改めてみるとちゃんとハチノスだと認知できるぐらいにはアタリがついています。徐々にゆっくりでも、こうした変化が感じられるのはうれしいです。
高オンスのジーンズを穿くには良い季節になってきました。他のボトムスとバランスを取りながら、でも大切にしっかり穿いていこうと思います : )
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