サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)を履きはじめておよそ3年8ヶ月が経ちました。着用回数は111回。堅牢なポリッシュドレザーのこの靴は梅雨の時期にも頼ることが多く、登板頻度が高くなっていたのでしっかり磨いてあげました。
着用回数が100回を越えて改めて思うことは、とても「タフ」な革靴であること。ひび割れが心配だったポリッシュドレザーは、深い履きジワが刻まれていますが、心配だったひび割れはおきていません。頑強だと評判のコマンドソールも、まだまだメンテナンスの必要が感じられないぐらいに健在です。他のラバーソールと比較して最もタフなソールなのは間違いないです。
自分で手入れするだけで、まだまだ永く履いていけそうなサンダース ミリタリーダービーの現在の表情を記録しておきます。
サンダース ミリタリーダービー(Sanders Military Derby #1128)―― 購入から3年8ヶ月後の表情
最初に全体観です。左側が購入当初、右側が3年8ヶ月後の表情です。購入当初のテカテカとした黒色から、しっとりと深い黒に色味が変わっています。シルエットもこなれてきていて、ボクの足の形に沿って滑らかに曲線を描き、ウェストがくびれています。履き心地、歩き心地もよい感じですが、時折キャップトゥのステッチ部分が親指の根元を噛んで痛いこともあります。サンダースに限らず、ボクにとってはキャップトゥシューズのあるあるだったりします。
アッパーの近影写真で比較します。左右ほぼ対称に履きジワが入っています。向かって右、左足の方がより深いシワが入っています。キャップトゥはどちらもまだ目立った傷もなくピカピカで、タフなサンダースを象徴する部位です。
横顔です。アッパーの履きジワが横から見てもよいアクセントになっています。張り出したコバやソールもまだしっかりしていて、横顔にも目立ったキズは見られません。
後ろからヒールを見てみます。アウトソールの外側が削れていますが、メンテナンスの必要は感じられない程度です。ソールの削れもある一定まで削れてからは、それ以上の進行は緩やかです。履き口もしっかり、この部分からヘタれや退色を感じる革靴が多いのですが、サンダースはそれらをまだ感じません。
最後にソールです。本当に強靭なコマンドソールです。滑り止めの凹凸も外側から若干の削れは見られますが、100回以上履いてこの程度です。他の革靴でもオールソールでラバーソールを張り替えるときには、すべてコマンドソールにしたいと思うぐらい。できるのかな?今度お店で聞いてみようと思います。サンダース ミリタリーダービーの現在の表情の記録でした。タフなこの靴を、これからも永く履いていきます : )
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