タイトなシルエットが好きで、スキニーデニムを良く穿いていた4~5年前に買いそろえたのが、ストレッチがきいたヌーディジーンズ(NudieJeans)の「シンフィン(Thin Finn)」と「リーンディーン(Lean Dean)」です。その後、シルエットの好みが変わってきたのと、コットン100%素材への拘りが芽生えはじめてからあまり穿かなくなっていました。
だがしかし、ニューノーマルな生活を送る中で、テレワークの日やお出かけしない休日なんかはストレッチがきいたジーンズが楽だったりするんですね。再びブラックデニムのシンフィンと、ブルーデニムのリーンディーンの2本を、ぼちぼちと穿いています。よく穿いていたころは洗濯頻度なんかも気にしながら穿いていましが、今は2~3日穿いたら他の衣類と一緒に気兼ねなく洗濯。というようなスタイルに変わり、当時はじっくりと楽しもうと思っていたエイジング(経年変化)が早いペースで進んでいます。
再び、この2本のエイジングによる退色の様子が楽しくなってきたので、現在地を記録しておきます。
ヌーディジーンズ シンフィン ブラックデニム(NudieJeans ThinFinn BlackRing)のエイジングの様子
シンフィンのブラックデニムです。2015年のはじめに購入したので、5年以上前から穿いています。ブルーデニムの上から黒い染料で染めるブラックリングというモデルです。そうした染色方法から、色落ちの進行が遅く、きれいな黒色を長く楽しめると評判のモデルでした。よく穿いていた当時は確かに色落ちの進行が遅くて、黒々とした表情のまま履き続けられることに満足していました。が、改めてよく穿くようになり、ポケットのステッチ周辺や、ヒゲ、ヒザの周辺に退色が見られるようになってきました。
股間のヒゲの周辺をアップで見てみます。ポケットの周辺の色落ちとヒゲのアタリが目立ちます。光の当たり方の具合もありますが、漆黒といえるようなカラーだった生地が、ガサガサとした色落ちをして、グレーに近い色に変わってきています。これはこれで、なかなかラギッドな表情で好みです。
裏側。ヒップの周辺のアップです。ベルトループとバックヨーク、ポケットのステッチにアタリが見えます。その他はのっぺりとした色落ちですが、確かに変化を感じる表情です。手持ちのジーンズの中で、ブラックデニムはこれ1本のみ。その他でも黒いパンツは持っていないので、これからもぼちぼち穿いていこうと思います。
ヌーディジーンズ リーンディーン(NudieJeans LeanDean)のエイジングの様子
リーンディーンのブルーデニムです。こちらは2016年のはじめに購入しました。4年前から穿いているジーンズです。ストレッチデニムですが、洗濯後に乾燥機にかけたこともあり、購入当初よりもキュっとタトなシルエットになっています。ふくらはぎあたりはピチピチです。色落ちはやはり、ポケットのステッチ周辺や、ヒゲ、ヒザの周辺に見られます。
股間のヒゲの周辺をアップです。ヒゲは外側のサイドのステッチから伸びているのが特徴でしょうか。きつめのテーパードがかかっていて、膝下はピチピチなサイズ感のこのジーンズですが、この辺りは比較的ゆとりがあるサイジングなので、その辺りが影響したアタリの付き方なのかもしれません。
ヒップはのっぺりとした色落ちです。股の付け根はダメージの進行が見て取れます。ストレッチ混でかつ11.5ozのジーンズとしては薄手の生地なので、ダメージの進行は気になるところです。だからこそ、動きやすくて、テレワークや息子のサッカーの見守りのときに穿いて行くにはとても楽なんですけどね。
ということで、久しぶりに履く頻度が増えた2本のヌーディジーンズの現在地の記録でした。ジーンズは大好きな故にいろいろ購入して渋滞してしまっていますが、場面や用途に合わせてぼちぼちと穿きつつ、エイジング(経年変化)を楽しみます : )
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