バンズのスリッポンを履きはじめてから2年9ヶ月が経ちました。コットン素材で気兼ねなく水洗いができるから、素足で履けるし、雨の日だって気にならない。休日の近所へのお出かけは楽なので、ついついこいつばかり履いてしまう。シューレースさえついていないミニマルな表情なので、コーディネートも考えなくてよい。ダラダラ一緒に過ごすには心地良すぎる友達のようなスニーカーです。
先日も雨の中で履いた後、ちょっと汚れてきたかなと水洗いをしました。丸洗いは通算6回目ぐらいかな。洗い方もめっちゃラフで、スニーカ-用のバケツに水をはってスリッポンを突っ込んで、上から衣類用の液体洗剤を垂らして、ブラシでゴシゴシ。すすぎ洗いの後に、洗濯機に突っ込んで脱水して、後は干すだけで終了。
さっぱり水洗い後の表情を見ていると、経年変化して良い面構えになってきたなぁ。なんて思って、記録に残しておこうと思い立ちました。いつもはジーンズや革靴のエイジングを記録していますが、たまにはこんなスニーカーの顔も見てみてください。
バンズ(VANS)スリッポン ―― 購入から2年9ヶ月の表情
最初に全体観から。左が購入当初、右が2年9ヶ月後の写真です。退色、変色、シワや傷の入り方、形の変化など。こうして比較すると随分と表情が変わりました。靴だけの写真で比較すると、当初のハリっとした姿に比べて、現在は草臥れた印象になってしまいますが、実際に足を入れるとこの草臥れた表情の方が馴染んでカッチョいいんですよね。
次にアッパー部分に近寄って見てみます。色の変化が目立ちます。当初はこんなに濃いネイビーだったんだなと驚きます。現在は全体的に淡いブルーに変わりました。向かって左の右足つま先は、キャンパス地の色ですかね。ピンク色に変わってきています。それから、各部位のステッチ周辺はより退色が鮮明です。白に近い色に変わっている部分もあります。
ヒール側からかかとの表情を確認します。ソールの削れはまだまだ大丈夫そう。ただ、かかとの色落ちが激しいですね。アッパーよりも目立ちます。スリッポンなので、この辺りを踏んづけてしまったり、ひっぱって履くので負荷がかかったり。最も消耗している部分なのかもしれません。でも、この色落ちしてガサガサになった表情も嫌いではありません。
最後にソールを確認します。バンズのスニーカーの特徴のひとつでもあるワッフルソールです。耐久性はイマイチというオピニオンを聞いていましたが、ボクのスリッポンはまだまだ大丈夫そうです。スケボーしてないからね。しばらくソールの消耗を気にしないまま履き続けられそうです。
ということで、2年9ヶ月経ったバンズ スリッポンの表情を確認しました。引き続き、ダラダラ永く一緒にすごせる友人ポジションで活躍してもらいます : )
コメント - comments -