そろそろ長ズボンが恋しくなる季節。と思った途端に厳しい残暑に見舞われている関東ですが、これからの季節に活躍してくれるであろうパンツが手元に届きました。
1年3ヶ月前にオリーブカラーを購入して、そのスリムなフォルムとエイジングによる変化の楽しさに心を奪われた「FOBファクトリー ベイカーパンツ(F0431)」です。2本目はカーキ(ベージュ)カラーを選びました。
所謂軍パンなので、主には週末に穿くパンツですが、前述の通りスリムフィットですっきりと穿けるので、スケジュール上許されるときにはシャツ&ネクタイに合わせて会社にも穿いていけるパンツです。今回はオリーブよりも穿くシーンを選ばないカーキなので、本当にいろいろな場面で活躍してくれそうです。
エイジング(経年変化)も楽しみなパンツなので、その変化の様子をより分かりやすくするために購入当初の表情を残しておきます。
FOBファクトリー ベイカーパンツ(F0431)カーキの穿きおろし前の状態
はじめに全体観です。サイズはXSサイズでレングスは縮みは考慮せずに踝中央丈になるようにカットしてもらいました。他にはなかなかない、スリムなフォルムのベイカーパンツです。また洗濯や乾燥を繰り返すことによって生地の変化もサイズの変化もでてきます。最初はガサっとしているバックサテン生地の目が詰まってよりキュっとタイトになったり、ステッチ部分の陰影がよりくっきり浮き立つアタリがついて着たり。楽しくカッチョいい変化が期待できます。
腰回りのアップです。まだガサっとザラっとした生地感ですが、着て洗濯する度にこの目が詰まりツルツルとした触感に変わってきてさらに光沢が出てきます。またベイカーパンツの最大のチャームポイントである大きなパッチポケットですが、ここはステッチ周辺にアタリがつくことで浮かびあがるような陰影が現れてより目立つ存在になってきます。
ヒップです。ここにもラギッドなパッチポケットがついています。フラップ付きなところも力強さを感じます。腰には幅の大きなベルトループと、ウェストサイズを絞ることができるアジャスターがついています。カジュアルに着こなすときはアジャスターを締めてベルトなしで。といきたいところですが、XSサイズでもベルトをしないで穿いているとずり落ちてきてしまいます。この生地やボタン、ステッチの多さもエイジングに色を添える要素です。
裾の部分です。タタキ幅はオリーブと同様の3.5cmにしたかったのですが、今回の購入先では1cm単位のオーダーしかできないようで3cmにしました。それでも広めですね。この広めのタタキと両脇の巻き縫いのダブルステッチがラギッドな印象を強めます。
前回のオリーブの経験から、穿けば穿くほどカッチョよくなると実感しているので早速穿きおろしを。と思ったのですが、この週末はロングパンツを穿くには暑すぎで、2日間ともパタゴニアのバギーズショーツで過ごしました。。まあ、慌てずに永い付き合いをしていきたいと思うベイカーパンツです : )
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