朝晩はだいぶ冷え込む季節になりました。ということで、手袋を新調です。選んだブランドは手袋の王様、イングランド生まれの「デンツ(DENTS)」です。
以前から、デンツを買うならペッカリー(猪豚)レザーのアンライニング(裏地なし)のもので、色はネイビーかな。と考えていました。そんなつもりで情報を探していると、新宿伊勢丹で期間限定のデンツのプロモーションイベントが開催されていることを知りました。指に、手のひらにピタッと吸い付くようなサイジングが特長のデンツのレザーグローブです。ちゃんと試着してから決めようと思い、伺ってきました。
会期中は、三越伊勢丹限定モデルをはじめ、〈デンツ〉のグローブを一堂に揃えご紹介する。という触れ込みのイベントでしたが、お目当てのアンライニングでネイビーのグローブはストックがなく、ライナー付きや他のカラーで試着しました。7.5と7を試着して、指が短いボクの手には一番小さな7サイズが良さそうです。ちょっとキツめではあるけれど、アンライニングのグローブは着用を繰り返すと伸びていくというオピニオンを信じます。
で、そんなタイトフィットの手袋をつけながら感じたことは、ハンドソーンで作られたペッカリーは思った以上にゴツい。ということ。いや、もちろんそれが魅力であることは理解しつつ、日常の場面を思い出しながら、これをつけながらスマホをポケットから取り出して改札にタッチできるかな?とか、airPodsのコントロールができるかな?とかいろいろ考えてしまいます。そんな心境や表情を察したのか、店員さんから「シープレザーも試してみますか?」なんているサジェストがあり、同じくアンライニングの7サイズを試着してみると。。めちゃめちゃすっきりしていてカッチョいいし、扱いやすそう。
そこからもしばらく悩みに悩んだ末に、ヘアシープのアンライニングでサイズは7。カラーはネイビーのデンツに決めました。ラギッドなペッカリーこそエイジング(経年変化)が楽しめるデンツのグローブですが、このツルリとしたヘアシープだってエイジングでより一層カッチョよくなると思うので、細部を確認しつつ、購入当初の表情を記録しておきます。
デンツ(DENTS)ヘアシープグローブ アンライニング(15-1026)~購入当初の表情の記録
全体観です。こうして見ると、細い!と感じます。前述の通り、手に吸い付く「シークレットフィット」がデンツのウリなので、タイトに着用するのが肝ですね。ツルリとしたきめ細やかな革質です。
裏地はライナーなし。微起毛のスエード地になっています。とろりとしたとろけるような革質で、つけてみるとめっちゃ気持ちがいいです。ふかふかしたライニングがついたレザーグローブは暖かく、手に汗をかくとちょっと蒸れたりしますが、アンライニングのデンツでは長く着用するとどんな着け心地になるのでしょうか。
手の甲には3本の「ポインツ」が。スタイリッシュな装飾です。
着けてみるとこんな感じ。指先が余りがちと言われる親指も含めて、ピタリとはまるサイズ感です。手のひらもジャストフィット、いやちょいキツめかな。だからこそ、付けているうちに自分の手のサイズに合わせて伸びていき、自分だけのフィット感になるのだと思います。スマートでめっちゃかっちょいい。
タグも記録として残しておきます。「Made in England」がアイデンティティをくすぐります。同じ英国生まれでロイヤルワラントのバブアーのお供にはもちろん。ミニマルなデザインのナナミカのステンカラーコートにもばっちり合わせてくれるグローブだと思います。大切に扱って、永く身に着けていきます : )
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