パラブーツ ランス(Paraboot Reims)~アンボックスからブルームのブラッシングと履きおろしのレポート

暖かくなりはじめた春ごろから検討していた革靴「パラブーツ ランス(Paraboot Reims)」をついに購入しました。アンボックスからリスレザーのパラブーツでは恒例のブルームのブラッシング、履きおろしまでを記録しておきます。

きっと梅雨明けまでもうすぐで。そんなタイミングで購入できたことをうれしく思います。ローファーはくるぶし中央丈のパンツにフットカバーでくるぶしを見せつつ履くのが好きだけど、ランスのボリューム感ある表情はそんな履きかたに加えて、裾幅が広めのグラミチやパタゴニアにバギーズなどの短パン(ショーツ)の足もとにもアクセントを添えることができるオールシーズンに対応できるローファーだと思っています。夏に履くのが楽しみだ!

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パラブーツ ランス(Paraboot Reims)のアンボックス

パラブーツ Paraboot ランス Reims 外箱

おなじみのマットなオリーブグリーンの外箱です。ソリッドなデザインの真ん中に「Paraboot」のロゴがひとつ。威風堂々な雰囲気です。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims size6 noir ノワール 黒

カラーはノワール(黒)、サイズは6にしました。カラーもサイズも迷いつつでしたが、ダークブラウンのオールデン、ネイビーのジャランスリワヤとローファーをラインナップしている中でまだ欠けていたブラックを。サイズは当面のつま先の痛みには耐える覚悟で、シャンボード/マロンと同じ6のタイトフィットを選びました。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims 箱の中

箱を開けるとランスが鎮座しています。同梱物はアイキャッチ画像にあるようにパラブーツの拘りを可視化したパンフレットと、布製のシューズケースが2枚。シューズケースはかっちょいいけどあまり活用機会がなくて、、良い利用方法があるといいのですが。では、箱から取り出して唯一のプレメンテであるブルームのブラッシングに移ります。

パラブーツ ランス(Paraboot Reims)のブルームをブラッシングする

パラブーツ Paraboot ランス Reims ブルーム ブラッシング

デン!と箱から取り出すとこんな感じで、パラブーツ謹製のリスレザーにはビッシリとブルーム(白い粉)が付着しています。飽和するまでオイルを含ませた防水性・耐久性の高いリスレザーは放っておくと油脂とロウが白い粉になって表面に付着します。これがブルーム。こいつをもう一度革に戻してあげるようにブラッシングしていきます。

これがリスレザーのパラブーツにおける唯一のプレメンテであり、パラブーツの所有者になったと実感する至福の時です。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims ブルーム ブラッシング後

左足だけブラッシングを終えた状態のアッパーの比較です。リスレザーのキメの細やかさとしっとりとした革の様子が伝わるでしょうか。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims ブルーム ブラッシング タグ

ブラッシング過程の面白いカット。パラブーツのお馴染みの緑のタグの上からブラッシングしたため、タグの下だけブルームが残ってしまいました。ブラッシング前後でこんなにコントラストが違うのです。楽しい革靴です。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims ブルーム ブラッシング後 全体観

両足ともにブラッシングを終えて正面から全体観を撮影しました。美しいです。しっとりとした優しさが伝わってくる表情です。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims トゥ モカシン ノルヴェイジャン

トゥ(つま先)をローアグルから見てみます。チロリアンシューズのミカエルが原型だったランスです。モカシンがぐっとせりたっています。そしてノルヴェイジャン製法の力強いステッチが走ります。アウトドアシューズとして悪路にも負けないであろう屈強さを感じます。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims 横顔

横顔です。男前ですね。リスレザーの柔らかく優しい表情に緑のタグが映えます。一方でアッパーとソールをつなぐノルヴェイジャンのステッチがグイっと主張してきます。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims ヒール 内側 スエード

ヒールの内側はスエードになっています。ここはシャンボードにはなかった仕様です。シューレースで調整できないローファーなので踵が浮かないための配慮ですね。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims ソール マルシェ2

ソールの状態もメモしておきます。ランスに採用されているのはマルシェ2というラバーソールです。世界で唯一ソールまで自社工場で作るパラブーツの中でも評判が良いソールです。シャンボードのパラテックスソールのふわふわで、ポテポテと鳴る歩き心地がボクは大好きなのですが、さてマルシェ2はどんな歩き心地なのでしょうか。楽しみな部分です。それでは履きおろしです。

パラブーツ ランス(Paraboot Reims)の履きおろし

パラブーツ Paraboot ランス Reims 履きおろし 着用写真

くるぶし中央丈の白いスラックスにフットカバーでランスを履いて、くるぶしを見せるスタイルです。初夏に間違いないコーディネートです。単体で見ると力強いランスですが、こうして履いてみるとウィズはシュっと細く見えてスタイリッシュな雰囲気です。夏に履いても暑苦しくなく爽やかな印象です。

ただ、大分タイトフィットなので履きならすまでに苦痛を覚悟しておかないとかな。。この日は試着のみ、しばらくは週末に短時間ずつ履いて慣らしていきたいと思います。以下は記念撮影です。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims  Chambord シャンボード

我が家のパラブーツ3兄弟です。左が長男のシャンボード/ノワール。右が次男のシャンボード/マロン。真ん中が三男のランス/ノワールです。みんな大好き。ランスも履きこんでいくと、左右のシャンボードのようにツヤツヤとした革の表情になっていくのだと思います。
 
パラブーツ Paraboot ランス Reims  Chambord シャンボード シューサークル

最後は我が家の主力靴のシューサークルの写真で締めます。革靴愛好家の諸先輩方のラインナップと比較するとまだまだですが、内羽根キャップトゥからUチップ、ローファーまで。色はブラックからブラウン、ネイビーまで。パラブーツ、サンダース、オールデン、トリッカーズ、ジャランスリワヤと計8足になりました。

ボクには必要十分すぎるラインナップです。しばらくは追加はなし。この8足を大切に永く、楽しく履いていきます。ランスは夏のオフィスで、または週末にカジュアルに履きこなすのが本当に楽しみです : )

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パラブーツ ランス(Paraboot Reims)~アンボックスからブルームのブラッシングから履きおろしのレポート

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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