新しいバッグを買いました。これまでビジネスでもプライベートでも使ってきたバギーズアネックスの3wayリュックのストラップをかける部分のビスがもげてしまったため、その代替としての購入です。
これまで使ってきたバッグは念願のネイビーのレザーバッグで、定期的にメンテナンスして保革や補色をして大切に使ってきました。なので、修理して使おうかとメーカーに修理可否の問い合わせなどもしてみたけれど、修理に掛かるコストと時間や、ちょっと不満に思っていた部分などを鑑みて、新しいバッグの購入に踏み切りました。
以前と同じメーカーが作るバギーポートの帆布とオイルレザーの2material×リュックとトートの2wayのバッグです。検討時にはレザーと同じように永く使えてエイジング(経年変化)が楽しめる帆布(キャンバス)地のバッグで有名なFilson(フィルソン)が一番の候補でした。素材や大きさは申し分なくかっちょ良いのですが、リュックとトートという型が存在しなくて決められずにいました。
で、帆布地に絞ってリュックとトートの2wayで持てるバッグを探してみた結果、結局バギーポートに戻ってきました。15年ほど前にショルダーバッグを買って以来、ボクにとって3つ目のバギーポートのバッグとなりました。このメーカーのバッグは帆布とレザーの2つの素材を組み合わせたバッグが有名で。帆布の経年変化も、レザーのそれも一緒に味わえるというエイジング好きにはたまらない仕様です。
素材に拘り、デザインはシンプルで武骨で。日本のフィルソンというポジションと言っていいと思いました。使い始める前に、その機能と表情を記録しておきます。
バギーポート(Baggy Port)帆布×オイルレザー 2wayリュックの機能と表情
まずは前面の全体観です。前面は上の2/5程度が帆布で、下の3/5ぐらいにポケットとなるレザーが貼られています。カラーは「ブラック(帆布)×ブラック(レザー)」にしました。前述の通り、フィルソンを検討していたので彼らの定番色である「オリーブ(帆布)×ブラウン(レザー)」をバギーポートでも悩みましたが、こうして見てみてブラックでよかったと思います。
裏面は前面帆布地です。一方でリュックのストラップはしっかりとした肉厚なオイルレザーが使われています。肉厚なストラップはまだハリがあり、ゴワっとした印象ですがいずれクタっと柔らかくなりより体にフィットしてくるものだと思います。
もう一つのストラップであるトートの持ち手です。リュックのストラップと同様にオイルレザーが使われています。バッグの両端に金属フックで止められているスタイルが、以前に憧れていたダニエル&ボブのバッグ「ジャスミン」の持ち手を彷彿させて、ちょっとお気に入りのポイントです。
前面のポケット部分のオイルレザーをアップで。ポケットは左右2つに分かれています。深さは19cm。残念ながら20cmの長さのボクのL字長財布は入りませんでした。
ということで、前面ポケットの向かって右側にはキーケースや名刺入れなど。左側には常備薬・サプリメントの箱をはじめとした細々したものを入れています。電子マネーのおかげで、お財布を出し入れする機会はグっと減ったので、防犯上も財布はメイン収納内側のポケットがベターなポジションであると気が付いたので結果オーライでした。
メインの収納部分です。見えづらいですがダブルファスナーで左右どちらからでも開けることができます。小さいけれど便利なベネフィットで、前に使っていたバッグはトート持ちをすると右肩に担いで左手で後方からしかファスナーを開けることができず、開閉にちょっとしたストレスを感じていました。ダブルファスナーの容易さを実感しました。それから背中側には二つの深めのポケットがついています。
そんなメイン収納に常時入れているものです。このバッグの購入と一緒にPCと関連グッズを収める縦型のバッグインバッグを購入しました。こいつがなかなかの切れ者で、ボクの持ち物にピタリとサイズ感がはまって、ペンケースや小物入れもこのバッグインバッグにピタッと収納することができました。それから、前述の通りL字長財布も入れています。これに傘と水筒が常時入っているもの。加えて、資料やノートがビジネスシーンの面談時には加わります。
底面のマチは14cm。バッグインバッグにノートと資料を重ねても入れられるマチです。4つのビスがついていて、帆布面が地面に付かないような工夫されています。また新品の帆布もレザーもハリっとした状態では、自立するようになっていて、これもポイントが高いです。
リュックのストラップは5つの穴が開いていて調節が可能です。ただ一番の穴で奥で締めてもボクにはちょっと緩い気がして、もっとピタっとタイトに背負えるように、自前で穴を開けようと思っています。そうしたストラップの穴を開けるのと、レザー部分のプレメンテをしてから本格的に利用しようと考えています。そんな様子はまたブログで記録したいと思います。
さて、リュックはストラップに穴を開けてからがジャストサイズですが、トートで持つとこんな感じです。前述しましたが、ダニエル&ボブのジャスミンのような雰囲気になってとても気に入っています。以前のバッグはお手入れしながら永く使おうと努めてきましたが、金属ビスがはがれるというトラブルで叶いませんでした。今回は前回よりも背負いやすく、またストラップの付け根などの見た目は前回のものよりも強度が高そうです。
最初の印象ではめっちゃ気に入ったバッグです。大切に永く使えるようにします : )
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