人の好みの変遷というのは興味深いなぁと思っていますが、ブログにそれを残していると殊更それを実感します。
以前のボクはジーンズをはじめとしたパンツはピタピタのスキニーやテーパードカットのものが好きで、永く穿こうと思って手にしたジーンズはA.P.C./プチニュースタンダードの27インチのジーンズでした。ウエストのボタンが閉まらないぐらいのタイトなデニムに足と尻をギュウギュウに突っ込んで穿いていました。
それから足元はタイトで腰回りにゆとりがあるヌーディジーンズを経て、プチニューを29インチにサイズアップ。そして、昨秋にはストレートカットのリゾルト710を手に入れて、この冬はリゾルトばかり穿いていました。
タイトから徐々にゆとりがあるジャストなサイジングに、そんな好みの変遷を自分でも実感してブログにも残していました。
で最近ですが、ちょっとステップバックしてA.P.C./プチニューの29インチのテーパードなフォルムがいいかも。なんて思っています。ジーンズは穿いた時間を記録していますが、奇しくもリゾルトは665時間で、プチニューは680時間と同じような穿き込み時間となっていて、650時間あたりを超えると別のジーンズを穿いてみたくなるのかも。なんて仮説が浮かんできます。
どちらかを選ぶ必要はなくて、両方気分で穿き替えていけばよいのですが、今の気分はどちらが好みかちょっと比較してみたくなりました。
今の気分はストレートかテーパードか。リゾルトとA.P.C.の比較
ということで、着用写真を並べてみました。左がリゾルト、右がプチニューです。膝から上はそんなに違いがなさそうで、好みのポイントは膝下の違いですね。特に裾でしょうか。両方ともにくるぶしあたりまでの短めなレングスで穿いているので、靴の上、くるぶしでパンツの裾がナチュラルな広さなのか、キュっと絞られているのか。
リゾルトとプチニューの全体感を合成してみました。画面上側の右足がリゾルト、画面下側の左足がプチニューです。こうして見るとプチニューの方が腿のワタリ幅は大きく見えます。裾にかけてキュっとテーパードしている様子がわかります。一方でリゾルトは腿から裾までストンとストレートに落ちています。置いた画像で見るとリゾルトのストレートなフォルムがかっちょよく見えます。
足元のアップを合成して比較です。左がリゾルト、右がプチニューです。どちらもパラブーツ/シャンボードを履いた状態での様子です。リゾルトが裾の内側に遊びがあるのに対し、プチニューはくるぶしに沿ってピッタリのサイズです。
好みや気分によりますが、冬の重たいアウターに合わせやすいのは裾がピッタリとテイパードしたプチニューだったかもしれませんね。
ということで比較してみましたが、どっちも良くてどっちも好きです。前述のとおり、ほぼ同じ時間穿き込んで両方とも好きなジーンズです。これからはコーディネートのバランスとその日の気分で楽しく選んで、2本とも大切に穿いていきます : )
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