加齢によるものなのか、世間のトレンドに左右されているのか。はたまた単なる周期でたまたま今だけそういう気分なのか。。
20代のはじめから、ボトムスはタイトでぴちっとしたものが好みで。30代後半まではそれが加速するようによりタイトなジーンズを探して穿いてきました。が、好みの変遷とは不思議なもので、40代目前となった今はタイトでぴちぴちなシルエットがちょっと気恥ずかしくなり、ジャストですらりとしたジーンズを穿くようになりました。
無理をして詰め込まない。そんなスタイルの方が永く付き合っていけるのでは。そんな気分でもあります。今のそんな気分に沿うような、そんなジーンズや着こなしを探して参考にしています。
今の気分に合うジーンズの着こなし
サイズ感はこんな感じかな。腰回り~ヒップ~腿あたりにはゆとりが欲しいけど、ひざ下からはきつめにテーパードされたシルエットが今の気分です。決してワイドなものが好きなのではなく、タイトじゃなくてすらっとジャストが好みです。
特に上の着こなしのように、ミドル丈のアウターからのぞくボトムスのシルエットはタイトじゃないと締まらないような気持ちでいましたが、このぐらいふわっとしている方がしっくりきます。
このシルエットも今の気分。直立すると上から下までストンと落ちるようなiラインなシルエット。ゆとりがあって優しい雰囲気で、でもすらっとした誠実さと清潔さを感じられる。みたいな。
このジーンズはシルエットも色落ちも好みです。ジャストなサイジングで穿きこんだ結果としての色落ちだと感じます。タイトなジーンズに足を突っ込んで穿いたバキバキの色落ちではなく、ゆとりがある自然な雰囲気のエイジング。
ジャストなサイズで買いなおしたA.P.C.のPetit New Standardで目指したい色落ちです。
『ミニマル、タイト、マッシュアップ』から『ミニマル、ジャスト、マッシュアップ』へ
以前にこんなブログを残していました。36歳の終盤だから今から3年前。
ミニマルなものこと、マッシュアップな考え方は今でも好きだし、そうあろうと心がけています。タイトな好みだけ、ジャストに変更しないとな。と。無駄をそぎ落としたタイトな生き方から、少しゆとりがある身の丈にあったジャストな生活を求めるようになったのかもしれません。
ああ。そう思うと、今の仕事で常に感じている「このままじゃだめだ」という切迫感が少し楽になるような気がしてきます。うまくいっていること、うまくいかないこと、いろいろあるけれど少しゆとりを持って、身の丈に合うようにアクションすること。そんな考え方が今は必要なのかもしれません。
必要以上にぎゅうぎゅうと押し込まず、ジャストな大きさで多少のゆとりを抱えてものごとに臨むこと。ジーンズのサイズの好みの変遷を整理していたら、そんな生き方の道しるべまで見えてきて。少し楽になりました。ジャストな生活を心がけます : )
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そういえば、2005年2月から続けてきたこのブログのタイトルを変更しようかとほのかに考えていたところでした。候補は「NavyBlue」。好みの変遷とともに、頃合いかもしれません。
The time to sing like a green age has passed, now the mood of navy blue : )
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[…] タイトでぴちっとしたシルエットから、ジャストですらりとしたシルエットへ。ジーンズの好みが変わってきた。 […]