バンズのスリッポンを履きはじめてから4年4ヶ月が経ちました。大分草臥れてきましたが、今でも持っている靴の中で一番気軽に履ける一足です。暑い夏でも、ビルケンシュトックのサンダルよりも素足をこいつに突っ込んで出かけることの方が多いかもしれません。
ミニマルなデザインですが、4年4ヶ月の年月がしっかり刻まれてエイジングが進んでいます。その様子をボクは愛おしく思い、今回も記録を残します。が、これが汚いとか思われちゃうこともあるのかな。と少し心配にもなってきます。エニウェイ。たくさん履いて、しっかり洗って。愛情込めて履いた結果のエイジングであれば、問題なし。と思って、今回もしっかり手洗いした後の表情を記録しておきます。
バンズ(VANS)スリッポン ―― 購入から4年4ヶ月の表情
最初に全体観から。左が購入当初、右が4年4ヶ月後の写真です。退色、変色、シワや傷の入り方、形の変化など。随分と表情が変わりました。購入当初はしっかりハリがあって、随分濃いネイビーの靴でした。今は退色したブルーに、生地もシワっとしています。ちょっと草臥れた感が強いのですが、実際に足を入れたときにこそ良い雰囲気になるエイジングだと思っています。
次にアッパー部分に近寄って見てみます。色の変化に加えて、シルエットがポッテリと変化していることがわかります。シューレースのないスニーカーなので、タイトなサイズを選んで履き始めましたが、履く度にボクの足に馴染んで、伸びたりシワが入ったりして、心地よい履き心地になってきました。向かって左、右足のつま先は薄いピンク色に退色しています。ネイビーに染める前のコットン地の本来の色が出てきているのでしょうか。
ヒール側からかかとの表情を確認します。ソールの削れが進行していますが、まだ「OFF THE WALL」の赤いロゴはまでにはギリギリ届かない、という位置えす。ロゴのペイントは中央部分から擦れてテキストが消えてきています。このヒールが一番早く寿命を迎えそうですね。ソールの張り替えや、シューグー等を使って補強することもできますが、さてそうなったときにどうするかはきっとそのときの気分次第です。今は流れに身を任せて引き続き気軽に履いていくだけです。
最後にソールを確認します。バンズのスニーカーの特徴のひとつでもあるワッフルソールは耐久性がイマイチというオピニオンが多いのですが、しっかり丈夫です。履き心地もまだまだ良い感じです。そう、改めて最近ふと気づいたのですが、バンズのスニーカーはハイテクではないのですがソールの履き心地はとても良いです。特に属性が近い、コンバースと履き比べてみるとバンズの履き心地の良さが良く分かります。気軽に履けて、履き心地もOK。とても付き合いやすい一足です。引き続き気兼ねなく履きながら、しっかり手洗いして清潔に永く付き合っていきます : )
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