Barbour Bedale(バブアー ビデイル)|猛暑を利用してオイルドコットンの2回目のリプルーフを決行しました

猛暑が続いています。ならばと、猛暑の週末に時間が取れたら実施しようと目論んでいた愛するBarbour Bedale(バブアー ビデイル)のリプルーフを決行しました。昨年に引き続き2回目のリプルーフです。

オイルドコットンのリプルーフに先立って、5月には冬季の汚れを落とすべく水拭きを行っていました。汚れと古いオイルをしっかり落として、この猛暑の週末を待っていましたが、いよいよ。

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昨年に引き続き、今年もオイル(ソーンプルーフドレッシング)は湯煎で溶かさずに、固形のまま手塗りでチャレンジします。その上で、昨年の反省点を活かして。手で塗り込むと一度に塗れる範囲が狭いので時間がかかるので、ボロ布を活用すること。また、暑い外気と手のひらの温度だけではもう一歩オイルが溶けきらないので、塗りながらドライヤーを活用すること。そんな改良を加えてリプルーフに臨みます。

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Barbour Bedale(バブアー ビデイル)のリプルーフの方針と準備したアイテム

Barbour Bedale(バブアー ビデイル)のリプルーフの方針と準備したアイテム

さて、それではバブアーのリプルーフをはじめていきます。昨年は直射日光が当たるベランダで行いましたが、今年はより気温が高い室内でゴミ袋を広げて行います。ざっと方針をまとめると以下の通りです。

  • 気温が高い室内で行う
  • オイル(ソーンプルーフドレッシング)は湯煎で溶かさずに固形のまま塗る
  • 塗り込みはボロ布を使って行う
  • ドライヤーを使い、オイルを溶かしながら進める
  • 塗り込み後にドライヤーを当てながらブラッシングして均す
  • 最後は直射日光の下で干して均す

そんな感じの方針で進めます。
 
Barbour Bedale(バブアー ビデイル)のリプルーフ アイテム 道具 準備物

準備したアイテムはこんな感じで。オイル(ソーンプルーフドレッシング)、ボロ布、ドライヤーと馬毛ブラシです。あと部屋で行うので、オイルでベタベタにならないように、ビニールのゴミ袋を開いて敷いてその上でリプルーフしていきます。

Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ前の状態・気になる部分

Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ前の状態・気になる部分

リプルーフ前のバブアーの状態を残しておきます。前面は前身ごろと袖の付け根のオイルの落ちが気になります。これはボクがリュックを背負うことが多いためで、リュックのストラップが擦れてこの部分のオイルが最初に抜けていきます。それでも水拭き前はここまで周辺とのコントラストは見られなかったのですが、水拭きするとよりこの部分のオイル落ちが目立ちます。たっぷりオイルをリプルーフしておきたい部分です。
 
Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ前の状態・気になる部分 背面

背面はこんな様子です。リュックの下部が当たって擦れる部分のオイル落ちが目立ちます。リュックが当たらない、その下から裾にかけてはオイルがしっかり残っている様子がわかるので、本当はバブアーを着るならば衣類に当たるようなリュックやショルダーバッグは背負わない方がいいのだと思います。

とはいえ、バブアーは仕事にも着ていきたいし、そうするといつも荷物が多くて重いのでやはりリュックが必要です。その分こうしてリプルーフしてメンテナンスしてあげようと思います。それから、蛇足ですがバブアーを着るようになって、リュックをレザー製に変えました。レザーのリュックならば、バブアーと擦れてオイルを吸って、いい感じにしっとりしたりします。

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Barbour Bedale(バブアー ビデイル) オイルを溶かさずに固形のまま行うリプルーフの方法

Barbour Bedale(バブアー ビデイル) オイルを溶かさずに固形のまま行うリプルーフの方法

前述の通り、ボクはオイルを湯煎で溶かさずに固形のままバブアーに塗っていきます。オイルは写真の通り固形ですが、気温が高いため手やボロ布ですくうとドロっとしていて手の温度で溶けていきます。
 
Barbour Bedale(バブアー ビデイル) オイルを溶かさずに固形のまま行うリプルーフ ドライヤー

ボロ布でオイルをとりオイルドコットンに塗りつつ、適度にドライヤーを当てていきます。ドライヤを当てることでオイルが溶けて生地に浸透していくのがわかります。加えて生地自体にも熱がこもるので、次のオイルを塗り込むときにもすっと伸ばしやすくなります。ボロ布とドライヤーを使うことで、リプルーフの作業がすいすいと進みます。
 
Barbour Bedale(バブアー ビデイル) オイルを溶かさずに固形のまま行うリプルーフ 後

およそ45分で生地全体にオイルのリプルーフが完了しました。リプルーフ前よりもしっとりとして生地の色が濃くなっているのが一目瞭然だし、購入当初のバーク(ブラウン)の色味に近くなりました。

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Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ ドライヤー ブラッシング

ここからもうひと手間。全体的にドライヤーを当てながら馬毛ブラシでブラッシングして、もう一段階オイルを生地に浸透させるとともに均していきます。このブラシはバブアー専用にしていて、日常のメンテナンスで普段からブラッシングに使っています。

Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ 天日干し 直射日光

最後に天日干しです。この日は35℃を超える猛暑日で、ギラギラとした日光の力を借りてオイルを浸透させて均す、リプルーフの仕上げです。

Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ後の状態・表情

Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ後の状態 表情 袖 前身ごろ 肩口

バブアーのリプルーフ完了後の様子です。前身ごろと袖の付け根、肩口の状態です。リプルーフ前はカサカサしていて周囲と色が全く違った部位ですが、リプルーフを通して周辺と変わらない色にしっとりと馴染ませることができました。
 
Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ後の状態 表情 背中 背面 後身ごろ

背中はこんな感じになりました。多少ムラになっちゃいましたが、リプルーフ前とは段違いのしっとりとした表情です。もしかしたら、この後ひと夏クローゼットの中で休むことで、このムラも冬には今よりも均されているかもしれません。

 
Barbour Bedale(バブアー ビデイル) リプルーフ後の状態 表情 満足

ちょっと遠目で見ると新品と見紛うぐらいじゃないですか (^^;)

時間を掛けて、汗だくになって行うバブアーのリプルーフ。手間のかかる作業ですが、仕上がりは大満足です。靴や鞄などの革製品も同様ですが、手間をかけた分だけ愛着が強くなっていきます。この冬で4シーズン目を迎えるこのBarbour Bedale(バブアー ビデイル)ですが、引き続き大切に楽しく着用して、またリプルーフして、永く愛用していきます : )

Barbour Bedale(バブアー ビデイル)|猛暑を利用して2回目のリプルーフを決行しました

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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