リゾルト 710(Resolute 710)を248日2950時間穿いて28回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
東京では梅雨入りしないまま、夏日を含む初夏の陽気が続いています。例年ならば、梅雨入り前後から高い気温と湿度でジーンズが穿きづらくなってきますが、今年はまだ心地よく穿いています。それもこれも、今のリゾルトのちょうど良いサイズ感と、退色してさっぱりと爽やかな印象になったエイジング(経年変化)のおかげだと感じています。真夏はどうかな。なんだかこのまま穿いていけそうな雰囲気すら感じています。
季節問わず欠かせない存在になってきた、今のリゾルトの表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と28回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が28回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、ブルーに変化しています。ヒゲの凹凸も感じられ、コントラストが楽しいです。サイズ感は全体的に細身になりました。洗濯によって、裾がキュっとタイトに締まってきたのと、左足のセルビッジのアタリを見ると分かりますが、生地が右に捻じれることによってシルエットがスリムに見えることが要因です。
絶妙なシルエットや陰影の要因になっているセルビッジのミミの写真も記録しておきます。右足のミミです。右に捻じれながらスッっと3本の白い筋が走っています。遠目から見てもこの陰影が際立つようになり、横から見たシルエットの良さを際立たせてくれています。
ヒゲをアップで見てみます。横に走るヒゲのアタリが白に近い色味になってきました。向かって右、左足の方がヒゲの本数もアタリによる白への変化も多いように感じます。2000時間を超えてからは、洗濯頻度も高く、方法も他の衣類と一緒に普通の洗濯洗剤で洗濯していますが、ヒゲのアタリは健在かつエイジングが加速していてうれしいです。
左足のスソです。チェーンステッチのパッカリングがウネウネと走り、生地が右方向に捻じれることでキュっとタイトに締まりました。ストレートシルエットのジーンズだけど、こうした生地の変化によって、ゆるやかにテーパードするように腿から裾にかけてシルエットが変わってきています。
ヒップです。全体的にザラザラとした印象の縦落ちが見てとれるようになりました。それとともに、生地の柔らかみも感じられるようになってきたと思います。とはいえ、穿いてみるとまだヒップラインは体の線に沿ってジャストフィットで、清潔感あるシルエットを維持しています。
最後に左膝裏のハチノスです。ヒゲやセルビッジのミミと比べるとまだうっすらとした印象ですが、着実に存在感を増しています。ボコボコとしたハードなハチノスにならないことが、シルエットが崩れずにつながらずに結果OKだと思っています。
ということで、夏にも穿きたい!という想いを込めながら、リゾルトの今の表情を記録しました : )
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