スエードチャッカブーツ「パラブーツ ルーリー(Paraboot Lully)」のエイジング(経年変化)の記録です。
冬こそ本領を発揮するスエードチャッカは、購入から5ヶ月で15回着用しました。ぽってりしたフォルムを好むボクの革靴のラインナップの中では、比較的ウィズが狭くてつま先がシュっとしている一足です。悪天候の時に積極的に履く目的で購入しましたが、フォーマルよりのコーディネートの足もとにもバッチリ嵌まることにも気がつき、登板頻度が予想よりも高めです。柔らかいスエード革ではありますが、変化も見えるようになってきたので記録しておきます。
パラブーツ ルーリー(Paraboot Lully)―― 購入当初と15回着用後の表情の比較
最初に全体観から。左が購入当初、右が15回履いた後の表情です。購入当初のシュっとしたフォルムから、外羽根から履き口にかけてふっくらと丸みを帯びたシルエットに変わってきています。左足のアッパーにはまだわずかですが履きジワの跡が残るようになりました。
次にアッパーを近いところから撮影した写真で比較します。左が購入当初、右が15回着用後です。この近さからだと左右ともに履きジワが見えてきます。モコモコとしたスエードの履きジワはとても好みです。向かって右の左足の毛羽立ちが目立ちますが、ブラッシングのミスと撮影時の光の具合が大きいです。実際にはこんなに毛羽立ちが目立つことはありません。
横顔です。アッパーにモコモコと履きジワを感じることができるようになりました。それから、つま先が反ってきていることがわかります。横から見てはじめてわかる変化です。チャッカーブーツは横顔がかっちょいいですね。
ヒールから見た写真です。キュっとくびれていた履き口がボクの足首の太さに合わせて膨らんできました。後ろ姿は疎かにしがちなんですが、ブラッシングの方向が合っていないの毛羽立ちが目立ちますね。次回から後ろ姿にも気を配りつつブラッシングします。コバの色落ちも少し気になります。
最後にソールです。ルーリーは「ギャラクシーソール」です。まだ細かな溝も残り、ソールは問題ありません。雨の日にも履く靴なので、ソールの様子にも目を配っておきたいと思います。
パラブーツ ルーリー(Paraboot Lully)の現在地でした。そろそろ春の気配ですが、スタイリッシュなチャッカブーツなので、大切にしながら季節を問わずに履いていこうと思っています : )
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