2019年のはじめに購入したジャランスリウァヤのコインローファーのエイジング（経年変化）の記録です。
購入から1年8カ月。着用回数は42回ほどになります。ネイビーのローファーは比較的カチっとした恰好の時でも様になりますし、短パンに合わせたって涼し気で軽やかな印象で履きこなせるので重宝しています。少し前にオールデンのローファーを購入し、ローファーのラインナップも増えてきたので、より活用シーンを増やすために、オールソールして雨の日でも履けるローファーにしようかと考えています。
オールソールの前に1年8カ月の変化を購入当初の表情と比較して記録しておきます。
ジャランスリウァヤ コインローファー（Jalan Sriwijaya 98589）～購入当初と1年8カ月後の表情の変化
最初に全体観です。スライダーの左が購入当初、右が1年8カ月後の表情です。購入当初のツルツルと光るような革の表情から、履きこみとお手入れを繰り返すことによってもっちりと深く優しい輝きに変わってきました。ネイビーの色味も深く濃い色になりました。大人っぽさが増した印象です。
次はアッパーを近い距離から見てみます。左が購入当初、右が1年8カ月後です。サドルの手間を走る履きジワが太く深くなっています。トゥに向かっての革質は購入当時と変わらずまだハリが感じられます。それから、この写真では見えづらいけどモカ割れも起きています。履いていて気になるものではないのでOKです。
横顔です。大きなスレ・傷もなくあまり変化を感じませんが、全体的にテカテカと光っていた革が、しっとりと落ち着いた印象に変わってきています。
最後に後ろ姿です。履き口やステッチはしっかりと健在です。トップリフトが大分削れているのがわかります。トップリフトをそろそろ変えないとな、というのもオールソールを検討している理由でもあります。
そして、一番消耗しているのがつま先、トゥです。もう一歩でウェルトにまで届いてしまいそうなぐらいに削れています。この辺りの具合を評価してもらうために、先日8月31日にオープンしたばかりのシューケアマイスターのお店「FANS.新橋店」に相談に行きました。
ジャランスリウァヤ コインローファー（Jalan Sriwijaya 98589）～オールソールはFANS.新橋店で。
トゥとトップリフトを見てもらいましたが、そろそろケアした方がいいですね。とのこと。ラバーソールにオールソールを検討していることを伝えると「オリジナルのレザーソールはよい革を使っているのでちょっともったいないかも」というオピニオンもいただきました。でも、雨の日も履けるようにしたいんです。という目的も伝えて、トゥ・スチールの取り付けとトップリフトを交換するとオールソールとそんなにお値段も変わらないので、それであればオールソールでいいかもですね。と背中を押してもらいました。
ということで、その日はこのジャランを履いて伺ったので、後日改めて持ってきてお願いします！と伝えました。そこでサっと渡してくれたのが、上の写真の10％OFFのパスポートです。オープンから1年間、シューケアとシューリペアが10％OFFになるそうです。これで迷いは完全になくなりました。近々にオールソールをお願いしてきます : )
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