リゾルト 710(Resolute 710)を296日3680時間穿いて36回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
ちょっと雨が多いけど、、何をするにも気持ちが良い季節。くるぶしちょい見えのレングスなリゾルトが気持ち良く穿ける季節でもあります。4月の下旬からはソックスもくるぶしが見えるフットカバーを着用する日の方が多くなりました。昨年よりも色落ちし、よりスカイブルーに近づいたリゾルトは、この季節にさらに軽やかに穿いてすごせるようになりました。心地よく穿いているリゾルトの現在の表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と36回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が36回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、膝上までは爽やかなブルーに変化しています。膝下はまだネイビーな色味が残っていて、コントラストが感じられます。大きく変化を感じられる部位は、股間から左右に伸びるヒゲ、セルビッジのミミに沿ったアタリ、そしてチェーンステッチのパッカリング。それから右膝です。右膝と左足の腰から腿あたりまでのセルビッジのアタリはふと目が止めるとほれぼれする良い変化を感じます。
ヒゲのアップです。股間から横に伸びるしっかりとしたヒゲと、ポケットから腿に伸びる淡い縦落ちの両方の変化を感じることができる部分です。購入当初の濃紺カラーからは随分と変化していますが、ボタンの左右だけはまだ濃紺が残っていて、コントラストを感じます。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。こうしたチェーンステッチの変化は遠目に見た方が印象的に写ります。このウネりは色の変化とともに、スソのシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもスソはキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。それから、セルビッジが走る位置の変化にも注目したいです。購入当初からギュっと右に捻じれています。この変化も良いシルエットへの変化に貢献しています。
ヒップです。写真でも購入当初から生地が随分と柔らかくなっている様子が見て取れます。色落ちは全体的に。バックヨークとポケットのステッチ周辺のウネウネとしたアタリもかっちょ良いです。ヒップは表面のヒゲ周辺と比較すると、生地は柔らかい表情になっています。股の付根の生地の劣化が少し心配な部分でもあります。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。バキバキの色落ち、エイジングには期待せずにこのまま穿いていこうと思います。
最後に、サイドのアウトシーム側から見える、セルビッジのミミに沿った色落ちと、チェーンステッチのパッカリングが良く見える写真です。セルビッジのミミのアタリと、ヒップポケットのステッチ周辺のパッカリングが印象的です。横からのビジュアルもいい感じです。引き続き、変化を楽しみに気持ちよく穿いていきます : )
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