リゾルト 710(Resolute 710)を287日3530時間穿いて34回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
寒い日が続いていますが、リゾルトを穿いてやりすごしています。上半身はどうしてもボリュームあるアウターを着ることが多くなりますが、足元にジャストサイズのこのジーンズを合わせることで、すっきりとしたコーディネートに整えることができます。寒い日だって外出が楽しくなる、リゾルトの現在の表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と34回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が34回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、膝上までは爽やかなブルーに変化しています。膝下はまだネイビーな色味が残っていて、コントラストが感じられます。大きく変化を感じられる部位は、股間から左右に伸びるヒゲ、セルビッジのミミに沿ったアタリ、そしてチェーンステッチのパッカリング。それから右膝です。右膝は洗濯するたびに白くなり生地の劣化が感じられる部位です。
ヒゲのアップです。色の変化とともに、シルエットの変化も見て取れます。ウエストは購入当初よりも伸び、腰から腿にかけてストンとまっすぐ落ちるフォルムとなってます。ウエストも腿もボクの体形に沿ったシルエットになっていると感じます。色は横に入るヒゲと、縦落ちする腿の退色が交じり合い、何とも言えないナチュラルな変化になっています。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。このウネりは色の変化とともに、スソのシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもスソはキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。それから、セルビッジが走る位置の変化にも注目したいです。購入当初からギュっと右に捻じれています。この変化も良いシルエットへの変化に貢献しています。
ヒップです。良い感じの色落ち。バックヨークとポケットのステッチ周辺のウネウネとしたアタリもかっちょ良いです。ヒップは表面のヒゲ周辺と比較すると、生地は柔らかい表情になっています。股の付根の生地の劣化が少し心配な部分でもあります。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。バキバキの色落ち、エイジングには期待せずにこのまま穿いていこうと思います。
最後に、サイドのアウトシーム側から見える、セルビッジのミミに沿った色落ちと、チェーンステッチのパッカリングが良く見える写真です。横から見ても、前述の通り膝下はネイビーな色味が残り、膝上とのコントラストが分かります。加えて、ウエストのすぐ下の部分もまだまだネイビーなカラーであることもこの角度からは見えてきます。表情豊かな変化をしていて、うれしくなります。
まだまだ寒いけど、アウターを脱いで外出できる春も楽しみにしつつ、引き続き穿いていきます : )
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