購入から2年10ヶ月が経過した「FOBファクトリーのベイカーパンツ(F0431)」のオリーブカラーのエイジング(経年変化)の記録です。
ほど良いサイズ感とほど良いエイジング。ラギッドな経年変化をしていますが、細身でジャストサイズなシルエットが野暮ったさを軽減し、週末のリラックスなコーディネートはもちろん、オフィスカジュアルなコーディネートでも問題なく着こなせるパンツになりました。いつもジーンズばかりを選んでしまいますが、変化をつけたいとき、トップスのカラーが重いときにはこいつを選んで穿いています。
現在の表情を、購入当初の表情と比較しながら記録します。
FOBファクトリー ベイカーパンツ(F0431)―― 購入当時と2年10ヶ月後の表情の比較
最初に全体観から。左が購入当初、右が2年10ヶ月後の表情です。並べてみると深緑だったオリーブカラーが淡いグリーンに退色していることがよくわかります。サイドシームのパッカリングがよく目立ちます。シルエットは腿から裾までストンと落ちるストレートなフォルムだったのが、裾にかけてキュっと締まったシルエットに変化しています。穿いていてシルエットは今の方が様になります。
ポケット周辺をアップで見てみます。左が購入当初、右が2年10ヶ月後の表情です。比較して見ると、購入当初はツルりとした光沢が感じられる生地だったのがよく分かります。現在は表面がザラザラとしています。ベイカーパンツの特徴である、外付けのポケットのステッチにはパッカリングが目立ち、購入当初よりもより強く主張しています。よいアクセントになっています。
左足の裾の表情です。裾の先がキュっと縮んでいる様子がわかります。穿いて洗うごとに裾先が締まり、穿きやすく格好よいシルエットになってきました。レングス丈も大分縮み、最初はロールアップして穿くこともありましたが、今はそのまま穿くのにジャストなレングスです。
ヒップです。パッチポケットや腰部のアジャスターなど、変化を感じられるパーツがたくさんある部分です。それぞれにもうすぐ3年になる歴史が刻まれて、よいパッカリングによって陰影がついています。シルエットもすっかりボクの尻のフォルムになっているようです。
エイジングによって淡いオリーブになってきたこの1本は、春に良く合うカラーだと思います。トップスにはざっくりバスクシャツ1枚にコイツを合わせて、お出かけしたくなる季節です。これからも大切に穿いていきます : )
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