リゾルト 710(Resolute 710)を274日3335時間穿いて32回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
12月に入りました。気候も冬本番といった日が続いていて、コートが欠かせません。今年のリゾルトに合わせるコートは、定番のバブアーと、ナナミカのタン(ベージュ)のステンカラーコートを良く着ています。昨年の冬よりも、もう一段色落ちが進み、重たくなりがちな冬のトップスにもすっきりと合わせやすいジーンズになりました。コーディネートは昨年と同じでも、また気分がちょっと違う。そんな感覚を毎年味わえるのが、リゾルトの心地よいエイジング(経年変化)です。
さて、そんな変化の様子を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と32回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が32回洗濯した後の表情です。全体的に鉄紺だったカラーが、爽やかなブルーに変化しています。大きく変化を感じられる部位は、股間から左右に伸びるヒゲ、セルビッジのミミのアタリ、そしてチェーンステッチのウネウネとしたパッカリング。それから右膝です。ここが一番退色が進んでいる部分かもしれません。もう白に近い色になっています。
ヒゲのアップです。色の変化も大きく感じますが、同じくシルエットも大分変ってきています。腰回りはボクのウェストに合わせて生地が伸び、腿の辺りもゆとりができているようです。相変わらず、洗濯直後はギュっとウエストを押し込むようにボタンを締めますが、すぐに馴染んで、窮屈なストレスはほとんど感じなくなりました。タイトでシュとしたシルエットだけど、心地よく穿けるジーンズです。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。このウネりは色の変化とともに、スソのシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもスソはキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。それから、セルビッジが走る位置の変化にも注目したいです。購入当初からギュっと右に捻じれています。この変化も良いシルエットへの変化に貢献しています。
ヒップです。良い感じの色落ち。バックヨークとポケットのステッチ周辺のウネウネとしたアタリもかっちょ良いです。ヒップは表面のヒゲ周辺と比較すると、生地は柔らかい表情になっていますが、シルエットの変化があまりないように感じます。相変わらず、ピタっと尻にフィットして、尻で穿く。というリゾルトの特徴を損なわずに変化しています。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。バキバキの色落ち、エイジングには期待せずにこのまま穿いていこうと思います。
最後に、サイドのアウトシーム側から見える、セルビッジのミミに沿った色落ちと、チェーンステッチのパッカリングが良く見える写真です。セルビッジに沿ったアタリは本当に好きな部分です。それから捻じれている様子やシルエットも。ここの変化がリゾルトを穿けば穿くほど好きになる、かっちょ良くなる理由だと思います。
冬の寒さもリゾルトとなら乗り越えていけます。引き続き、たくさん穿いていきます : )
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