リゾルト 710(Resolute 710)を280日3425時間穿いて33回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
年始から扁桃腺の病気で入院していましたが、無事に退院しました。ホっとしていますが、年末から体調を崩し、年始には入院と、、せっかくの年末年始を謳歌できなかったことは心残りです。。週明けから通常営業、再びバリバリと仕事に入るので、区切りのブログとして、年末に洗濯したリゾルトの現在の表情を記録しておきます。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と33回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観です。左の写真が購入当初、右の写真が33回洗濯した後の表情です。鉄紺だったカラーが、全体的に爽やかなブルーに変化しています。特に購入当初とのコントラストが目立つ部位は、股間から左右に伸びるヒゲ、セルビッジのミミのアタリ、そしてチェーンステッチのウネウネとしたパッカリング。それから右膝です。右膝はもう白に近い色に変化していて、生地の劣化もそれなりに感じるようになってきました。
ヒゲのアップです。股に近い位置の股間から伸びるヒゲには強めのアタリがつき、色も白に近くなってきています。アウトシーム側にはザラザラとした印象の縦落ちが目立ちます。一方で、股間のボタン周辺はまだ濃紺の部分が残っていて、コントラストが感じられる場所です。
左足のスソです。チェーンステッチのウネウネとしたパッカリングが目立ちます。このウネりは色の変化とともに、スソのシルエットの変化ももたらしていて、購入当初よりもスソはキュっとしまってよりタイトな印象で穿けるようになりました。それから、セルビッジが走る位置の変化にも注目したいです。購入当初からギュっと右に捻じれています。この変化も良いシルエットへの変化に貢献しています。
ヒップです。良い感じの色落ち。バックヨークとポケットのステッチ周辺のウネウネとしたアタリもかっちょ良いです。股の付根は生地の劣化が進んでいるように見えます。生地が薄くなっている印象です。右膝か、ここのヒップの付根あたりのどちらかが、最初に生地がブレイクする部位なんだろうなと思っています。
左膝裏のハチノスです。ハチノスのアタリはうっすら。バキバキの色落ち、エイジングには期待せずにこのまま穿いていこうと思います。
最後に、サイドのアウトシーム側から見える、セルビッジのミミに沿った色落ちと、チェーンステッチのパッカリングが良く見える写真です。セルビッジに沿ったアタリは本当に好きな部分です。それから捻じれている様子やシルエットも。ここの変化がリゾルトを穿けば穿くほど好きになる、かっちょ良くなる理由だと思います。
さて、たっぷり休んだけれど、お正月気分はほとんど味わえなかった年末年始も終わり、2022年の仕事がはじまります。またリゾルトを穿いてがんばります。改めて、本年もよろしくお願いします : )
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