オールデン コードバンローファー #986(Alden)―― 1年履いてのエイジング(経年変化)の記録

購入して1年。43回ほど履いたオールデン(Alden)のコードバンローファー #986のエイジング(経年変化)の記録です。関東はまだ梅雨入り前ですが、雨の日が多いですね。。直近は履けていませんが、購入してから1年通してみると、よく履けて、ほどよいエイジングが進んでいるお気に入りの一足です。

コードバンのお手入れには、いろいろな試行錯誤と挑戦を繰り返すことで、その楽しさや美しさを体感することが多くありました。1年前にこのコードバンシューズを留めの一足にしよう。と心に決めて購入しましたが、またムクムクともう一足コードバンシューズが欲しいという物欲が生まれてきました。次はよりコードバンの深いシワが味わえるプレーントゥかなぁ。なんて。。今はこのローファーを愛でながら、ゆっくり検討したいと思います。

ということで、1年履いた「オールデン コードバンローファー #986」の今の表情を愛でたいと思います。

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オールデン コードバンローファー #986(Alden)―― 1年後の表情

最初に全体観から。左が購入当初、右が1年履いた後の表情です。当初はピカピカで無機質な印象を受ける革質でしたが、1年経ってしっとりと底光りするような革質に変化しています。フォルムもボクの足の形に合わせて、凹凸が生まれ、タイトになった部位とワイドになった部位がわかります。普段はあまりよく見ることはありませんが、インソールもよい雰囲気にエイジングしていることに気がつきます。
 

次にアッパーに近づいて見てみます。バーガンディカラー(#8)の色の変化についてはいろいろなオピニオンを見かけることがあり、黒に近づいたりブラウンぽくなったり、とどのように変化するのかも楽しみにしていますが、ボクの一足は紫に近づいているようです。バーガンディカラーのシュークリームを使っていますが、ワックスも併用したほうがいいのかな?なんて、楽しみながら悩んだりしています。でも、光り方は今ぐらいナチュラルな光沢の方が好みだったり。いろいろ検討しています。
 

横顔です。ボコボコとした凹凸と、ここにも紫色への退色が見てとれます。トゥのステッチ周辺についている凹凸は、ラギッドな雰囲気が出て男前だなぁ。と思っています。
 

かかと側からヒールを見てみます。トップリフトの削れが目立ってきました。まだ張り替えるまでには至りませんが、きっと一番最初にプロにメンテナンスをお願いしないとならない部位ですね。革は小傷が目立ちます。加えて吐き口の部分は退色も目立ちます。なかなかシュークリームを塗り込むのが難しい部分です。次の靴磨きのときには指でクリームを塗ってケアしようと思います。
 

ソールの変化です。最近ソールのメンテナンスはサボりがちで、乾燥が目立ちます。忘れないうちに近々に、ソールモイスチャーでお手入れします。

以上、1年履いた「オールデン コードバンローファー #986」の現在の表情でした。いやぁ、やっぱりコードバンはいいですね。もう一足欲しい!という気持ちが強くなってしまいました : )

オールデン#986のエイジングの様子は「Alden986/オールデン986」のタグでまとめます
オールデン コードバンローファー #986(Alden)―― 1年履いてのエイジング(経年変化)の記録

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

コメント - comments -

コメント一覧 (2件)

  • コメント失礼します。コードバンはやはり経年変化が楽しいですね。履き皺によってサドル部分の角度が変わり、まさに「表情が変わった」様相。非常に魅力的です。雨の日は履けない…なんて不便があるくせに、「もう一足」となってしまう気持ちよく分かります。コードバンローファー…いいですねぇ…

    • そろそろさん。コメントありがとうございます!言われて気が付きましたが、サドルの角度が変わってますね。横に広がり優しい顔になっている気がします (^^)そろそろさんの「961」の経過も興味津々で拝見していました。「育てる」じゃなくて「生まれ変わらせる」なんて、すごい興奮しました!

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