パラブーツ ウィリアム(Paraboot William)―― 購入から1年6ヶ月。リスレザーのエイジング(経年変化)の記録です。

パラブーツ ウィリアム(Paraboot William)を購入して1年6ヶ月が経ちました。

ビジネスシーンでもまったく問題なく履きこなすことができる、ジェントルな面持ちの一足です。購入当初からしばらく不運が続き、そのイケメンなアッパーに汚れや傷がついてしまい、悔しい思いをしてきました。その後はしばらく落ち着いていて、冬でも春になっても登場頻度が高い一足です。これまでの着用回数は50回になりました。リスレザーには落ち着いた光沢感が生まれ、大人でジェントルな雰囲気により一層の深みが増してきた、ウィリアムのエイジング(経年変化)の記録を残しておきます。

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パラブーツ ウィリアム(Paraboot William)購入当初と1年6ヶ月後の表情の比較

まずは全体観から。左が購入当時、右が1年6ヶ月後の表情です。購入当初のツルリとした革の表情から、控えめだけどしっとりと光る表情に変わっています。このウィリアムと、同じくパラブーツのシャンボードのリスレザーの茶靴は本当に磨き甲斐があって、相性が抜群だと思っているエム・モゥブレイの「クリームナチュラーレ」を塗り込んで丁寧にブラッシングすると、華美ではない上品な光沢が生まれます。シワはまだ穏やかに一筋入るぐらい。分厚いリスレザーは強靭で、キャップトゥのステッチ辺りの革は、まだ時折親指の根本に食い込んで少し痛みを感じることがあります。すごく気になるものではないですが。
 

トゥの部分のアップです。左右ともに太いけれど穏やかなシワが走っています。この近さで見ると、多少の色ムラとトゥの小さな傷も見えてきます。シルエットも少し変化しているでしょうか。ウェスト辺りが、ボクの足の形に沿ってキュっとくびれているように感じます。その影響か、トゥはよりぽってりと丸みを感じる印象です。
 

横顔です。購入当初と比べると、ゴツゴツとしたラギッドな面持ちになっています。普段はあまり気にならず、ジェントルな雰囲気ですが。購入直後につけてしまった、キャップトゥのステッチの辺りから後ろに伸びるひっかき傷は、よくよく見るとわかるというレベルです。当時は大分ショックを感じましたが、履いて、磨くほどに目立たなくなってきているようでうれしいです。
 

踵はどうでしょう。傷や凹み、退色が結構目立ちますね。こちらも普段は気にしないけれど、こうして比較すると気になってきます。次回の靴磨きの際には念入りにメンテナンスしたい部分です。アウトソールも両足共に外側の削れが目立ちます。たっぷり厚みがあるマルシェ2なので、ソールの張替えは当分必要なさそうですが、見た目がさらに気になるようだったら検討します。
 

最後にマルシェ2ソールの確認です。つま先と踵の外側の消耗が比較的早いです。その部分はソールに入れられた溝がなくなっています。これによって特別滑るようなこともないので、前述の通り、見た目があまりにも気になるようにならない限り、このまま履き続けます。

ということで、よくよく見ると、ジェントルな面持ちの中にワイルドな一面が見られるようになってきた、パラブーツ ウィリアム(Paraboot William)でした。これからも大切に履き続けます : )

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パラブーツ ウィリアム(Paraboot William)

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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