購入して半年、22回ほど履いたオールデン(Alden)のコードバンローファー #986のエイジング(経年変化)の記録です。
今年の梅雨時に購入して、最初は雨の日が多く、履きたいのに履けない日々に悶々としていたコードバンローファーでしたが、梅雨明け後はコンスタントにおよそ週1回のペースで履いています。もうすっかり日常の足元になってきましたが、それでも履くたびにテンションが上がる一足です。徐々に履きジワが刻まれてきて、自分だけの靴になってきたなぁ。という実感を感じつつ、その表情を記録に残しておきます。
オールデン コードバンローファー #986(Alden)半年後の表情
最初に全体観から。左が購入当初、右が半年履いた後の表情です。当初はピカピカで無機質な印象を受ける革質でしたが、半年経ってしっとりと底光りするような革質と、ふんわりとした陰影が感じられる履きジワがついてきました。だけどのっぺりとしたアッパーに陰影がついてきました。履き心地も当初の硬い印象から、自分の歩き方に添った履きジワが刻まれることで、ストレスをほとんど感じることなく一日履けるようになりました。
アッパーからサドルの部分をアップで見てみます。前述の通り、ピカピカとした無機質な革質から、しっとりと優しい表情の革になりました。左右の靴で、履きジワの入り方も退色の加減も異なります。向かって右の左足の方が、履きジワが多く、深く刻まれていて、色落ちの進行も早いです。普段履いているときには気になりませんが、こうしてしげしげと見つめてみると、けっこう違いますね。
横顔です。横顔でもトゥの周辺に履きジワが見て取れるようになりました。その他の靴では、横顔はなかなか変化が見えづらい部位なのですが、ここでもシワの入り具合がわかるのはコードバンならではなのかもしれません。履きはじめから気にしているサドルの先の革の盛り上がり、これはサイズ調整のために着けているタンパッドが原因なのですが、半年経っても不自然に目立ちます。シューツリーを入れていることで、この部分にクセが付いてしまうのでは。と心配していますが、結局シューツリーは入れっぱなしにしてしまっています。
踵からの写真です。大きな変化はありませんが、左足には少し色落ちが感じられるようになってきました。ソールのトップリフトも消耗が見えはじめています。
最後にソールです。ちょっと乾いた印象で、手入れが足りていないかもしれません。ソールモイスチャークリームを塗布したのはいつだったかな。。近々に保湿したいと思います。
オールデン コードバンローファー #986(Alden)を身に着けた最近のコーディネート
オールデンを取り入れて、最近のビジネスシーンでお気に入りのコーディネートを残しておきます。アウターはバブアーのビューフォート。シャツはブルックスブラザーズのBDシャツ。パンツはセンタープリーツを入れたユニクロのヴィンテージチノ。そして、シューズはオールデンのコードバンローファーです。米英日と入り乱れたコーディネートですが、トラッドな雰囲気を出すことができているんじゃないかな。と手前みそに思っています。
軽快なローファーだけど、コードバンのバーガンディカラーは秋冬の重厚なコーディネートにもしっかり合わせてくれると思っています。冬でもたくさん履いていきます : )
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