すっかり春の陽気です。というかもう日によっては暑いぐらいで、、年々冬と夏の間が短くなってきていると感じるのはボクだけでしょうか。
コートを脱いでトップスが軽くなるこの季節、足もとも軽やかに過ごしていきたいです。定番はローファーをフットカバーに合わせて踝を出す足もとのスタイルですが、肌の露出を控えめにした大人なサンダルもかっちょ良くて。そのいい具合の肌の露出を演出してくれるのはビルケンシュトックのチューリッヒが一番だったりします。
春の陽気に誘われてふとチューリッヒが気になって、ネットで見ていたらめっちゃお手頃なセール価格になっていて。。楽天ポイントも貯まっていたのでポチっと購入してしまいました。以前ビルケンのショップで店員さんに聞いたところでは、毎年2月が新商品の発売時期だそうで、3月とか4月は定番品であっても旧商品はセール価格になる時期なのかもしれませんね。
選んだというか、マイサイズで残っていたのがスエードのブラウンカラーでした。購入したタイミングはばっちりでその週末には最高気温が20℃を超えて、近所のお買い物にサンダル履いてお出かけするにはバッチリな気候だったので、プレメンテして早速履き下ろしました。アンボックスの様子から、ビルケンシュトック/チューリッヒの特長、プレメンテの方法などを記録しておきます。
ビルケンシュトック/チューリッヒ(ナロー幅)のアンボックス~特長の紹介
まずは外箱から。良い革靴の箱は取っておいたりしますが、ビルケンシュトックの外箱は取っておくほどではないカジュアルな感じのボックスです。深めの青が爽やかです。
外箱の側面にはビルケンシュトックの各シリーズのシルエットが描かれていました。面白いです。箱捨てちゃうので写真を撮って、ブログでも残しておきます。いつかスムースレザーかオイルドレザーのボストンも欲しいなぁと思っています。革の面積が大きなボストンはしっかりメンテナンスできるレザーのものを、手間を掛けてエイジングさせて永く履いていきたいなぁ。と考えています。
さてチューリッヒです。初対面。軽やか&美しいです。肉厚だけど柔らかいスエード。足を優しく包んでくれそうです。
スエードをめくると、ビルケンシュトックの一番の特長でもあるソフトフットベッドがお目見えです。1日数時間を履き続けると足裏の調子が改善するという。そんな機能性も兼ね備えた履きやすいソールです。
サイズは「40」で、ウィズは「ナロー幅」です。以前に試着したときは普通幅の方が心地よく履けるかな。。とも思ったのですが、見た目は断然ナロー幅の方がシュっとしてかっちょいいです。他のシューズでは「ニューバランスはDウィズで26.5cm」「パラブーツ/シャンボードは6」を履いているボクですが、ナロー幅の40インチだとどんなフィット感になるのか、後程詳しく紹介します。
アウトソールはEVAソールです。思った以上に硬くてしっかりしている感じでした。ビルケンシュトックが直営店でもアウトソールの交換が可能です。丁寧に履いて、ソールがすり減ったら交換して。永く履ける安心感を感じます。
チューリッヒの2本のベルトの締め方です。はじめに足首側のベルトから締めていきます。こちらはしっかり足にフィットするように少しきつめに締めるのがコツです。ボクは3つ目の穴までギュっと締めました。
続けてつま先側のベルトを締めます。こちらはきつくなりすぎないように少し指先に遊びがあるように締めていきます。さて、ここでつま先のサイズ感も見てみます。前述の通り他のシューズでは「ニューバランスはDウィズで26.5cm」「パラブーツ/シャンボードは6」を履いているボクですが、チューリッヒのナロー幅40インチでは長さはゆとりがありちょうど良い感じです。ウィズはやはり小指側が少し窮屈なのかもしれません。とはいえフットベッドの中には納まっているので、なんとかOKだと思います。履いていくとまたサイズ感は変わってくると思うので、経年変化の様子はまたレポートしたいと思います。
ビルケンシュトック/チューリッヒ~プレメンテの方法
スエードのメンテナスも拘ればいろいろ方法がありますが、ボクはシンプルなやり方にしました。いつも使っている馬毛のブラシと、スエード用の保革(栄養)と防水の機能が一緒になった無色のスプレーです。いろいろありましたが、他の革靴のメンテナンス用品で信頼しているm.モウブレイのスプレーを選びました。
ブラシで軽くスエードの毛並みを立たせてからスプレーを噴霧します。スプレーは30cmほど離れた位置から3回ほど噴射するのがマニュアル通りです。フットベッドにかかってしまうと吸水性を損ねてしまうということで、裏返しにして慎重に吹きかけていきます。この後30分ほど乾燥させて、再びブラシでスエードの毛並みを立たせてあげたらプレメンテは終了です。
そんなこんなで履き下ろしたビルケンシュトック/チューリッヒの足もとです。裾幅がタイトなA.P.C.のプチニュースタンダードと合わせるとシュっとしていて涼し気です。
全身はこんな感じで。やっぱり革の面積がちょうど良いチューリッヒはサンダルな足もとでも大人っぽい雰囲気を作ってくれています。肉厚だけど柔らかいスエード地は履きおろしたタイミングから足に馴染みストレスは皆無です。歩きやすいし涼しいし。まいったな。こればっかり履いてしまってローファーの出番がなくなってしまうかもしれない。
それぐらい見た目も履き心地も気持ちが良いビルケンシュトック/チューリッヒです。春に買って大正解。大切に永く履いていきます : )
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