Spotifyのポッドキャスト「POP LIFE」のフィーメイル(女性)ポップアイコンの回の最終回の放送がはじまり、週末のランニングで聴きました。
3回に渡った本シリーズは、ホストの田中宗一郎(タナソー)さんと三原勇希さんに加え、ゲストはヒップホップとストリート・カルチャーを軸にDJ、執筆家、翻訳家として活動する荏開津さん。加えて、映画・音楽ライターで「ゲイ」とうジェンダー背景を持つ木津さんの4名が話を進めてきました。
ボク的な3回目の放送、もしくは本シリーズ全体においてもそのハイライトは、カート・コバーンとコートニー・ラブ、キャスリーン・ハンナのエピソードでした。1回目の放送の後に、ボクにとっての女性ポップアイコンを考えてみて、でもピンとこなかったのだけれど、コートニー・ラブはボク的女性ポップアイコンだと思った。
カート・コバーンの成功はコートニーとハンナの功績で、きっと男性の趣味を変えちゃうような女性
大学生の頃かな。当時カリスマだったカート・コバーンの隣にさ、真っ赤なルージュを塗ったでっかい口開けてめっちゃ笑っている超絶美人がいて。誰だよこのハスッパな美女は!と衝撃を受けたのを覚えています。彼女がボーカルを務めるホールのパンクソングもかっちょよかったです。
そうそう、ホストのタナソーさんの音楽雑誌「SNOOZER」の表紙になったときのコートニーもめっちゃカッチョよかったです。
放送ではタナソーさんのコートニーへのインタビュー時のエピソードも紹介されていました。インタビューの撮影時に着る服でイライラして、コートニーの下着が宙を舞って目の前に飛んできたりして、結局インタビューが中止になった話や、別のインタビュー時に耳をひっぱられて怒鳴られた話とか。いいなっ!コートニー。
で、本シリーズのハイライト。カート・コバーンの成功って、コートニーとハンナの功績が大きいよね。って話。彼女たちと付き合ったおかげで、カートは世界に認められるようなポップなオーラをまとえるようになった。そんな感じだと思います。サッカーのデビット・ベッカムがヴィクトリアと付き合って趣味が良くなってかっちょよくなった。そんなのにも近いと思います。
そこで展開された逆説的なたとえ話がとてもよくわかりました。「女性がさゴリゴリのパンクとか聴いていると、彼氏の影響かな?なんて言われちゃうじゃん。じゃなくてさ、自分で好んでいる女性もいるし、その女性の趣味が男性を変えちゃうこともあるよね」なんていう話。
ここでピンときました。ボクはそういう女性が好きです。
でも力不足でそういう彼女の個性に塗り替えられてしまうような女性とお付き合いをしたことはありません。どちらかというと、ボクの好きな音楽を聴いてくれたり、服の趣味を合わせてくれたり。それはそれで幸せですが、そういう女性とのお付き合いがほとんどで、妻もそんな感じかな。
でも、今でも求めています。自分の趣味を変えてしまうような個性と影響力を持った女性とお近づきになりたいです。もちろん、お友達として (^^;)
ということで、本シリーズを聴いての結論です。ボク的フィーメイルポップアイコンはボクの個性を変えてしまうような影響力を持った女性です。今回も楽しいシリーズでした。次回のPOP LIFEも期待しています : )
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