パラブーツ/シャンボードのマロンを履きはじめて1年が経ちました。
次は「Reims(ランス)」を買うんだ!と息巻いていますが、シャンボードのエイジングもとても良い感じで進んでいます。年明けから悩まされた右小指の痛みも歩き方を変えることによって、今はだいぶ改善されてきました。そんなこんなを経て、登板頻度も上がり、より一層愛おしさが増してきた/マロンの1年後の様子を購入当時と比較して記録しておきます。
その前に、現在のお手入れの方法と成果も残しておきます。
パラブーツ シャンボードのお手入れ方法
シャンボード/マロンのメンテナンスはだいたい月1回、以下の手順でお手入れしています。
- 馬毛のブラシで全体のホコリを落とす
- ステインリムーバーをクロスにしみ込ませて表面をクルクルと撫でるように汚れを落とす
- リッチデリケートクリームをペネトレイトブラシで塗布して保湿する
- クリームナチュラーレ(ミディアムブラウン)をペネトレイトブラシで塗布して補色する
- 馬毛のブラシでブラッシングしてクリームを馴染ませる
そんなお手入れの成果が以下です。
向かって左側がクリームナチュラーレの塗布前。右側がクリームを塗って直後にブラッシングした後の状態です。深みのあるツヤが出ている様子がよく分かると思います。メンテナンスの手間に応えてくれる革靴とクリームです。
Paraboot Chambord(パラブーツ シャンボード)マロン 購入当時と1年後の表情の比較
まずは全体観から。左が購入当初で右が1年経過後です。ほどよく履きジワが刻まれ、マロンカラーは自然な色ムラとツヤが出て。購入当時よりも柔らかい表情になりました。今の方がめっちゃ好きです。
次に横顔です。上が購入当時、下が1年経過後です。横から見える変化は、小傷や擦れが増えたなぁ。という程度でしょうか。今はそんな小傷や擦れも自然な表情の変化と捉えることができ、それも愛おしく思えています。
靴底。アウトソールの変化も見てみます。左が購入当初で右が1年経過後です。アッパーの屈強なリスレザーと同様に、靴底のパラテックスソールもまた頑丈なのがパラブーツの特長です。いつも悩まされる踵のソールの削れも今のところ問題がない程の削れ方です。それよりもちょっと心配なのがつま先で、ステッチが切れてしまうほどに削れています。ここは致命傷になる前に補強したいと思います。
最後にもう一度アッパーを、つま先をアップにして比較してみます。左が購入当初で右が1年経過後です。1年経ってできた、この自然なシワと光沢をとても愛おしく思います。モカ割れはしているのですが、ほとんど気になりません。むしろそうした変化や小さな傷もまとめてよいエイジング(経年変化)の材料になっていると感じています。
これから先もこうやってお手入れしながら大切に、愛情注いで履いていきます : )
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