大好きな革靴のお手入れには、汚れ落としに「ステインリムーバー」、保革に「デリケートクリーム」、補色に「シュークリーム」を使っています。
今回はずっと使ってきたM.Mowbray(エムモゥブレィ)のデリケートクリームが切れてしまったので、新しいデリケートクリームにチャレンジです。とは言っても、メーカーはモゥブレィで。ちょっとだけお代を多く払ってアボカドオイルを使用して天然素材に拘ったという「リッチデリケートクリーム」にしました。
今までのデリケートクリームでもまったく不満はなかったのですが、少しずつ良い革靴のラインナップが増えて、気分的により愛情込めて革靴をお手入れしていきたくて。ちょっとだけより気持ちを込めたという感じです。
リッチデリケートクリームはこれまで使ってきた通常のデリケートクリームと比較すると、プルプルとしていて、ゼリーのような形状をしています。
革靴にはペネトレイトブラシを使って塗っていきますが、伸びがよくてシミになりづらく、使いやすいクリームです。新しいデリケートクリームを手に入れて、意気揚々とお手入れしたので記録しておきます。
モゥブレイ リッチデリケートクリームを使った革靴のお手入れ方法
今回の対象は上の3足です。左からオールデンのローファー、パラブーツのシャンボード、サンダースのミリタリーダービーです。いずれも週に1回の頻度で履いて、月イチでお手入れという履き方をしています。
お手入れの方法は
- 馬毛のブラシでブラッシング
- ステインリムーバーで汚れ落とし
- デリケートクリームで保革
- シュークリームで補色
- 仕上げに再度ブラッシングしてシュークリームを浸透させる
という感じです。ステインリムーバーで汚れと、前回入れたクリームを落とし終えて、リッチデリケートクリームの塗布に移ります。
写真のように、ペネトレイトブラシで少量をすくって塗っていきます。前述の通り、プルプルで伸びがよく、シミになりづらいクリームです。
仕上がりはこんな感じで。光沢はなくマットな雰囲気になります。ここからシュークリームを入れていきます。
黒い革靴にはシュークリームジャーを、茶靴にはクリームナチュラーレのライトブラウンをペネトレイトブラシで塗布していきます。
クリームを塗った後に馬毛ブラシで素早くブラッシングして、摩擦熱で革にクリームを浸透させます。仕上がりはこんな表情で、ブラッシングによりほどよい光沢が出てきます。
これまで使ってきたデリケートクリームと比較してどこが違うのかと問われると違いはほとんどありませんが、より優しく保革できたような気がして気分はよいです。靴も道具も増えて、よりお手入れに楽しく取り組めています。これからも大切に履いていきます : )
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[…] モゥブレィ リッチデリケートクリーム~革靴の保革クリームを変えて、意気揚々とお手入れしました […]