A.P.C. Petit New Standard(プチニュー)/size29を116日1335時間穿いて、14回目の洗濯をしたので、購入当時とのエイジング(経年変化)の様子を記録します。
梅雨明け宣言はまだですが、東京はすでに真夏の暑さです。高オンスのジーンズなんて穿いていられないですね。毎日短パンですごしたい。。ということで、しばらくジーンズは休眠となりそうなので、今の様子を記録しておきます。
A.P.C. Petit New Standard ―― 購入当時と14回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観から、左の写真が購入当初、右が14回目の洗濯後の表情です。色は鉄紺から濃青に。チェーンステッチで仕上げた裾のパッカリングよってシルエットは膝下からのテーパードがより強くなった印象です。シャツをタックインしてジャケットを羽織ってもスマートにコーディネートできるシルエットかなと思います。今は暑くてとてもじゃないけど。
次にヒゲの部分の近影です。パリっと糊が効いた生地感からザラっとした粒立ちが感じられる生地感に変化しています。ヒゲは短いかいけれど股間からシュっと伸び、ポケットの下から股にかけて縦落ちがはじまってきているのが近くからだとわかります。A.P.C.のジーンズを愛する人たちが目指すメリハリがある色落ちとはちょっと違うかもしれませんが、トラッドなコーディネートをするには穏やかな色落ちの方が良いと思っています。
裾です。購入当初の写真はシングルステッチ。その後、チェーンステッチで再度レングスカットをしています。チェーンステッチのパッカリングによって生地がギュっとねじれています。ウネウネとしたパッカリングによってだいぶ表情が変わりました。そのままでも十分に細いプチニューの裾ですが、よりタイトにスタイリッシュなシルエットに見せてくれる変化です。
ヒップです。ペタンとしたシルエットから、ボクの尻の形にそって生地が伸びでふっくらとしています。色落ちは全体的にのっぺりとしていますがザラっとした色味が良い感じだと思っています。中央のベルトループは色落ちが激しくほぼ白色に退色してきています。ポケットとバックヨークもステッチ周辺も退色が早い部位です。
最後に左膝裏です。ハチノスはうっすらとです。バキバキとしたハチノスはA.P.C.の特徴でもありますが、シャツやジャケットと合わせたいと思ったらこれぐらいが程よいのかもしれません。
ということで、A.P.C.プチニュースタンダードの現在の表情でした。しばらくお休みですが、またジャケットが羽織れる季節になったら合わせて穿きはじめます : )
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