バーンストーマー(Barnstormer)のドレスチノ2本の経年変化(エイジング)の記録です。カーキ(1001P)は1年1ヶ月で20回ほど。グレー(1300P)は7ヶ月で10回ほど穿きました。
着用オケージョンはほぼオフィスです。ダブル仕上げの裾にしっかりとセンタープレスを入れたシルエットは比較的カチっとした恰好が必要な場面でも気後れすることなく穿くことができます。一方で、きっちりとしたセンタープレスを保つために、穿いて洗濯するたびにアイロンがけをしていて、その後工程が頭によぎることで足を通すのを躊躇してしまうこともありました。
もっと気軽に穿けるチノパンも欲しいかも。。なんて想いもふつふつと沸いてきたりする中で、きっちりと穿いているこのドレスチノ2本の現在の表情を記録しておこうと思い立ちました。
バーンストーマー ドレスチノ(Barnstormer 1001P)―― 1年1ヶ月後の表情
最初にカーキ(1001P)から、まずは全体観です。左が購入当初、右が1年1ヶ月後の写真です。シルエットも色味もほぼ変化は感じられません。いろいろ苦労しながら掛けているアイロンもまあうまくできているのではないでしょうか。1年以上経ってもきっちりと穿けているのを実感し、しっかりとしたドレスチノだと改めて思います。
次に腰回りのアップ写真です。近い距離で見てもあまり変化は感じられませんが、よくよく見るとベルトループのステッチ周辺にはアタリが感じられなくもありません。
ヒップです。全体観は変化は感じませんが、ベルトループと両玉縁のポケットのステッチにはアタリが出ています。小さな、細かい変化ですがこうしたエイジングは微笑ましく感じます。
バーンストーマー ドレスチノ(Barnstormer 1300P)―― 7ヶ月後の表情
グレー(1300P)の表情の確認に移ります。1300Pはポリエステル混の生地です。全体観はどうでしょう、裾が多少キュっとタイトになっているような気がしますし、脇のステッチにはアタリが出ているようにも見えます。生地は相変わらず程よい光沢があり、キレイ目に穿けるチノパンですが、少しずつラギッドな部位・雰囲気が増していくのかもしれません。
次に腰回りのアップ写真です。全体的にきっちりとした表情ですが、縦に切られたポケットから脇に走るステッチにはやはりアタリが出ています。この辺り、コットン100%の生地よりもポリ混の生地の方が早く変化が感じられることが意外な結果です。僅かですが。。
ヒップです。腰回りのシルエットが広くなっていますかね。ボクのウェストのサイズに沿って変化してきているように感じます。ポケットのステッチ周辺も多少色落ちやアタリを感じるような気がします。それから、アイロンはもっとヒップの上の部分までかけた方が良さそうですね。バックサイドも油断することなくピシっとアイロンで仕上げて穿いていこうと思いました。
もっと気軽に穿けるチノパンの候補 ―― FOB FACTORY NARROW U.S TROUSER
バーンストーマーのドレスチノの現在の表情を確認して、改めて永くきっちり穿いていけるチノパンであることを再認識しつつ。。やっぱりもう少し気軽にラフに穿けるチノパンをラインナップに加えたいなとも思いました。その候補が、FOBファクトリーのナロー・U.S・トラウザーです。FOBファクトリーはベイカーパンツを3本保有し、そのシルエットに惚れ込んでいて、ジーンズが穿けない夏は一番ヘビーローテしているパンツのメーカーです。そしてそのブランドの新作がこのチノパンで、シルエットはボクが惚れ込んでいるベイカーパンツのそれとほぼ同じとのこと。そして、生地はウエポン(ウエスト・ポイント)生地を使用しています。
うーん。このチノパン(ウエポン生地の場合はトラウザーと呼ぶべきとのことですが)も穿きたい、持っておきたい。ということで、夏の間に試着に行ってこようと思っています。またパンツが増えてしまいますが、、いずれも永く穿けるものたちばかりなので、変化を愛でながらゆっくりと穿いていこうかなと思っています : )
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