新しいスニーカーを購入しました。バンズのスウェードチャッカです。
梅雨時期に入り、雨でも履けるスニーカーを探していました。できればシンプルで華美ではなく、オフィスカジュアルな装いでも履いて出かけられるようなスニーカーを求めていました。ローテクなスニーカーの方が良さそうなので、バンズのエラかな。オーセンティックかな。とバンズを中心に調べていて、そこでスウェードのスニーカーにぶち当たり。雨用ならばスウェードがいいかも。と次に素材はスウェードに絞り込んで探していきます。
オーセンティックの撥水加工が施されているスウェードが良さそうだ。と的が絞れてきましたが、好みのカラーのマイサイズがどこにも売っていません。うーむ。と思いながら探索を続けていると、スウェードチャッカにたどり着きます。背が高いスニーカーは履きこなすのが難しそうかも、という心配もありましたが、逆に雨の侵入を防ぐにはその方が良さそうだ。とこいつに決めました。カラーは性懲りもなくネイビーを選びました。これで手持ちのスニーカーは4足すべてがネイビーとなりました。
ダークなネイビーかつスウェード素材のバンズ/チャッカはエイジング(経年変化)も楽しみな一足です。そんな変化の様子を後ほどレポートするために、購入当初の現在の表情を記録しておきます。
バンズ スウェードチャッカ(VANS Suede Chukka)―― 購入当初の表情
最初に全体観です。スウェード素材というチャームがありますが、ビジュアルは余計な装飾はないミニマルな面持ちです。履き口にはクッションが入っています。エラやスリッポンと同じ意匠ですね。所有しているスリッポンは、このクッションのおかげで踵抜けもなく履きやすいスニーカーになっています。くるぶし丈のチャッカではどうでしょうか。履き心地はこれからですが、大きな目的のひとつであった雨天時の着用では、雨の侵入を防いでくれるポイントになりそうです。
次にアッパーの近影です。スニーカーとはいえ、スウェードのフサフサ感が良い感じです。エラやオーセンティック、それからオールドスクールも、いろいろ見比べていてチャッカを選んだポイントのひとつはこのアッパーにもあって、装飾がない広いアッパー面にシワが入ったり、退色したり、そのエイジングの様子も楽しめそうだというのも理由です。この辺りは革靴で、オールデンのプレーントゥを履いていて実感している点です。
横顔です。チャッカの特徴を一番映し出すカットだと思います。履き口の背丈はくるぶしまでとなります。この高さが、ちょっと履きこなしが難しそうだと思わせるとともに、雨の侵入を防いでくれる安心感にもつながります。横から見てもスウェードの毛並みが良い感じです。
続いて踵からの表情です。バンズのキャッチコピーである「OFF THE WALL(風変りであれ)」のロゴが配されています。踵から見ても、チャッカの背の高さは雨天時にも安心感があります。
最後にソールです。バンズのスニーカーの特徴でもあるワッフルソールです。グリップ力があるソールなので、雨天時でもすべりづらいのでは。とこちらも安心感を感じています。すぐに削れてしまいそうなワッフルソールですが、4年以上スリッポンを履いていて、意外と丈夫なソールであることを実感しています。がんがん履いていけそうです。
バンズ スウェードチャッカ(VANS Suede Chukka)―― さらなる雨対策とプレメンテを兼ねてスウェード&防水スプレーを噴霧
雨に強いスウェード素材ではありますが、さらなる雨対策と、それからプレメンテのためにひと手間加えました。エム・モウブレィのスウェードカラーフレッシュと防水スプレーの2つを使いました。最初にスウェードカラーフレッシュを噴霧して、栄養補給です。これ一本で防水効果もあるのですが、雨天時中心に履く予定なので、さらにその上から防水スプレーを噴霧しました。きっとこれで万全です。
雨の日が続く梅雨時期は、好きな革靴が履けずにテンションが下がりがちですが、雨用の革靴であるパラブーツやサンダースとともに、スニーカーのバンズ/スウェードチャッカをラインナップに加えて、雨天時の朝でもどれを履いていこうかとテンション高く選んで出かけていけると思います。梅雨空どんとこい、と思える一足になりました : )
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