先日注文したParaboot Chambord(パラブーツ シャンボード)のマロンカラーが届きました!めっちゃうれしい。
シャンボードは2足目で漆黒のNoirに続き、明るめのブラウンのマロンにしました。サイズはタイトフィットの6です。カラーもサイズも悩みましたが、何度かお店で試着させてもらい、ジーンズにとても合って、でもビジネスシーンでもギリOKだろうとマロンを。つま先にカップが入っている靴なので、あまりにタイトフィットだと痛くならないかななんて心配しつつも、きっちりサイズの6を選びました。
早速、開梱していきます。
Paraboot Chambord(パラブーツ シャンボード)のアンボックス
おなじみのオリーブグリーンの外箱です。ソリッドなデザインの真ん中に「Paraboot」のロゴがひとつ。威風堂々な雰囲気です。
がばっと開けるとシャンボードが鎮座しています。特徴であるブルーム(白い粉)が見えます。シューレースはなんだか中途半端に結ばれています。
小さな取扱説明書が同梱されていました。各国語で「末永くご愛用いただくために」という説明と「ノルヴェイジャン製法について」という説明が書かれています。拘りが明文化されています。
デンっと取り出しました。大好きなモカシン編みのUチップがやっぱり美しいです。スリスリとアッパーをさすってみたり、シゲシゲとずっと眺めていたくなるような美しさですが、履きはじめるためにブルームを落としていきます。
Paraboot Chambord(パラブーツ シャンボード)のブルームをブラッシングしてなじませる
シャンボードに使われているパラブーツオリジナルのリスレザーは上質なカーフスキンにたっぷりオイルをしみ込ませて鞣した、雨に強く耐久性があるレザーです。限界までたっぷりしみ込ませたオイルが表面に白く浮き出てくるのがブルームです。手間暇かけて作られた証でもあります。
個体差がだいぶあるみたいですが、ボクの手元にやってきたシャンボードは全体的にはうっすらとしたブルームで。一番白く粉吹いていたのは写真の箇所、右足の踵付近です。
くまなくブラッシングするためにシューレースを一旦外します。ブラッシングは馬毛のブラシで。
さて!なんて気合を入れなくても、優しく撫でるだけでブルームが取れました。上の写真は踵以外にブラッシングした状態です。粉を落とすというようりも、撫でてもう一度革の中に閉じ込める感じで。
ささっと完了です。ツヤツヤでしっとりな表情になりました。レザーにオイルが浸透している様子がよくわかり、改めてパラブーツのリスレザーはよい革なんだと実感します。
比較的ブルームが多く付着していた踵もキレイになりました。ツヤツヤだなぁと、うっとり。さて、ブラッシングを終えたので再びシューレースを通していきます。
じゃじゃんと。シューレースを通して、シューキーパーも入れました。シャンボードのシューレースはパラレルで結ぶ人が多いけど、あえてオーバーラップで結んでクラシカルな雰囲気を狙いました。いろいろな角度から眺めてみます。
横から。男前です。Uチップがシャンボードの特徴ですが、それが見えなくてもボリュームあるアウトソールやグリーンのネームタグなど、横顔でもシャンボードであることが主張されていて、所有者のアイデンティティをくすぐります。
後ろからも眺めます。アウトソールの主張が強いです。パラブーツは世界で唯一自社製のソールを作っているブランドです。靴によって使われるソールは異なりますが、シャンボードに使われているのは「パラテックス」というソールで、天然ラテックスを100%使用しているそうです。1cmの厚さを持つソールで内部には空気が閉じ込めてあって、歩き心地はフワフワです。まるでスニーカーのよう、なんて表現されたりもします。
ちょっと引きの絵で全体を俯瞰します。細部への拘りがたくさん詰まっていますが、各々の要素がしっかり全体にまとめられて調和ある均整とれた全体感です。ほれぼれ。
アウトソールの状態も記録に残しておきます。全体感はこんな感じ。頑強な印象が伝わってきます。「RP」と普段は見えないソールの裏に刻まれたデザインもまたアイデンティティをくすぐる要素です。
肉厚な踵です。ボクは歩き方が悪く、がに股なのか外側のソールがすぐにすり減ってしまいます。他の人よりも頻繁にソール交換が必要になりますが、シャンボードのパラテックスソールならばしばらくはそんな心配もしなくて済みそうです。
キレイな状態のネームタグも残しておきます。ライトブラウンのレザーと、濃いグリーンのネームタグのコントラストも素敵です。賛否両論あるパラブーツのネームタグですが、所有者のアイデンティティをくすぐってくれるこのあしらいがボクは好きです。
最後にUチップとリスレザーの表情をアップで。やっぱりこの面構えが好きです。
Paraboot Chambord(パラブーツ シャンボード)マロンの履きおろし
雨上がりの東京。足元の心配をしなくてよい快晴の朝で、我慢できずに会社にシャンボードを履いていきました。ボトムスは少し緑がかったスティールグレーというカラーのNudieJeans(ヌーディジーンズ)のチノパンツです。
明るめのマロンカラーは室内での表情と天日の下での表情がかなり違って、ビジネスシーンでは浮いてしまわないか少し心配でしたが大丈夫そうです。ネームタグもそうですが、グリーン系のカラーとよく合う印象です。入荷を待っているオリーブのベイカーパンツとの相性もきっと抜群です。両アイテムがそろうのが楽しみです。
兄貴分の漆黒のノワールと並べて記念撮影です。どっちも好き!弟分ができノワールは少し休ませて、パラブーツの直営店でオールソールしてもらおうかと検討中です。そうしてまた甦ったノワールとマロンと、ともに大切に楽しく履いて、10年いや20年と一緒に生活できればと思っています : )
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[…] Paraboot Chambord(パラブーツ シャンボード)マロンの履きおろし~ブルームを優しくブラッシングで落として、さぁ10年履こう! […]