ジーンズが好きでいろいろ買い揃えて。かつ、どれもリジッドから永く穿いて育てようなんて思っているので、ジーンズの本数が増えて渋滞を起こしています。それなのに!夏は爽やかなアイスブルーのデニムを穿きたいなぁ。なんて気持ちがムクムクと沸き起こり、またもう一本。。そんなときにふと立ち止まり、この実験にたどり着きました。
かくかくしかじかで、3年前に購入したけど登板頻度が低い、Uniqloのセルビッジデニムをブリーチしてアイスブルーのデニムに変えられないかとやってみました。使用するのは100均のダイソーで購入した衣類用ブリーチです。その結果は如何に、、実験の方法と結果と考察を記録しておきます。
100均の衣類用ブリーチを使ってUniqloのセルビッジデニムをアイスブルーにしてみようと試みた方法
こいつを使います。説明書によると、水30lに対して70mlを使うとのことですが、今回は丸まる1本(600ml)使って挑戦してみます。素手で触るのは厳禁とのことなので、まずは洗濯機に水を貯めます。今回は24lの水を使いました。
24lの水を貯めた洗濯機にブリーチを600mlまるまる一本注ぎいれます。続けてジーンズを投入し、ブリーチ剤を水と混ぜるとともに、ジーンズ全体を水に浸すために数分間洗濯機を回します。
写真が暗くて見えづらいですが、こんな感じでジーンズ全体がブリーチ水に浸かりました。ここから2時間漬け置きします。漬け置きにムラが出ないように、20分毎に洗濯機を数回転回すようにしました。結局、2時間15分ほど漬け込みました。
2時間15分漬け込んだ後の洗濯機の中の様子です。やっぱり暗くて見えづらいですが、、若干透明だった水が黄色く変化しているように見えます。素手で触れないので、このまま水を抜いて通常の液体洗剤を投入の上で、10分コースで水洗い、すすぎ、脱水を行います。
10分後、ジーンズを取り出してみますが、めっちゃプールの匂い。つまり塩素剤の匂いがします。なので、もう一回洗剤を入れて10分コースをやりなおします。脱水まで終えて、だいぶ塩素の匂いが収まっていたので、最後は1時間の乾燥にかけて完了です。
2時間超ブリーチしたセルビッジデニムのビフォー&アフター
100均の衣類用ブリーチに2時間15分漬け込んだジーンズのビフォー&アフターを記録しておきます。
ということでビフォー&アフターですが、結果としてアイスブルーのジーンズにはほど遠い結果となりました。2時間超のブリーチを通しても、まだまだ濃紺のジーンズです。。もう少し細部を見比べてみます。
ヒゲを接写してみると、もともと色落ちが進行していたステッチ付近。生地の折り返しの部分はより色落ちが進行し、白に近いブルーになていました。インディゴがしっかり剥離している部分にはブリーチが効いているように思えます。
裾も同様で、ステッチ周辺の色落ちが進行していた箇所はより白くなりました。それから、全体的にカサっとした印象のブルーになった気がします。光の当たり方の違いかもしれませんが。
ヒップが一番色落ちが感じられた部位かもしれません。椅子や床にあたる部分と腿の裏側あたりは縦落ちが見られているように思います。とはいえ、まだまだ濃紺のデニムですが。
ということで、ジーンズをブリーチした実験結果は「アイスブルーのデニムにする」という目的を果たせずに終わりました。100均のブリーチは世間のブリーチ(花王のハイターとか)と成分が違うのかな?と疑って成分表を見比べてみましたが、「次亜塩素酸ナトリウム(塩素系)」「水酸化ナトリウム」という使われている成分は変わりませんでした。もしかしたら配合量が違うのかもしれませんが。。
ジーンズの色落ちに近道はない。ということですね。このジーンズは、、そうですね雨の日にでも穿いてガンガン洗濯して、ここからの色落ちを楽しんでいきます。他のジーンズはショートカットせず、普通に穿いて自分色に色落ちするまでを永く楽しんでいきます。
実験は失敗に終わりましたが、楽しかったです。このプロセスで満足感を得たのでアイスブルーのジーンズは買いません!こんな情報でも少しはみなさんの参考になればよいのですが : )
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