新喜皮革コードバンL字ファスナーロングウォレット(長財布)―― 購入から1年3ヶ月経ったエイジング(経年変化)の記録です

1年3ヶ月前に購入した新喜皮革社のコードバンを使用したL字ファスナーロングウォレット(長財布)のエイジング(経年変化)の記録です。

電子決済インフラの整備が進み、財布を開いて会計する機会はここ1年でぐっと減りましたが、携帯していて気分が良い財布です。相変わらず、バッグの中に、ジーンズの右ポケットに忍ばせて持ち歩いています。小傷が随分つきましたが、コードバンのツヤやしっとりとしたさわり心地は変わらず。フォルムは丸みを帯びてより手に馴染み愛着が増しています。

あまり手入れの必要は感じられないのですが、とても久しぶりにアニリンカーフクリームのみを使ってメンテナンスをしたのでエイジング(経年変化)の様子を記録しておきます。

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新喜皮革コードバンL字ファスナーロングウォレット ―― メンテナンス方法

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メンテナンス方法は前述の通り、アニリンカーフクリームのみを使い。でも、先日オールデンのコードバンローファーのメンテナンス時に効果を実感したレザースティックも活用して以下のように行いました。

  1. 馬毛ブラシでブラッシングし汚れとホコリを落とす
  2. アニリンカーフクリームを端切れを使って塗布する
  3. レザースティックを使って表皮を擦って均す
  4. 最後に端切れで乾拭きする

結果は、、今回採用したレザースティックの効果はイマイチ感じられずでした。が、久しぶりのお手入れによってより愛情が深まった今の表情を、購入当初の表情と比較して残しておきます。

新喜皮革コードバンL字ファスナーロングウォレット ―― 購入当初と1年3ヶ月後の表情の比較

最初にファスナーを締めて持ち手が右にくる側の表面です。傷や色落ちと、凹凸ができて丸みを帯びた様子が見て取れます。もっと使い込むことで波打つような凹凸の味が際立つことを期待しています。
 

持ち手が左側にくる裏面の表情です。こちら側でも傷と、それによる色落ちが目立つようになりました。補色のためのクリーム塗布も検討してみたいと思いますが、この鮮やかなブルーのクリームを手配するのもなんだかなぁ。と踏み切れずにいます。
 

底面です。もっとも稼働する部分で劣化が気になる部位ですが、ひび割れやほつれなどは一切見られずキレイな状態のままです。
 

上面のファスナーです。変化はありません。この角度から見ると、ファスナーの持ち手付近のコードバン面が少しくったり曲がっていて変化が見られます。
 

側面のマチ側です。コバの削れやステッチのほつれなどが心配な部分ですが、まだどちらも健在でキレイな状態です。
 

側面のファスナー面です。コバ、ステッチ、ファスナーのいずれにも変化はありません。まだまだ良い状態です。コバがしっかりキレイな状態のままであることが心強くてうれしいです。
 

内側です。ヌメ革とシルク生地で構成されています。キレイな状態です。ヌメ革にもアニリンカーフクリームを薄く塗布しました。ヌメ革が日焼けして茶色に輝く、という状態までにはまだまだ時間がかかりそうです。
 

新喜皮革コードバンL字ファスナーロングウォレット 長財布 1年3ヶ月 エイジング 経年変化 キーケース 名刺入れ

最後に、一緒に手入れをしたコードバンのキーケース、名刺入れの写真も一緒に残しておきます。いずれも細かい傷はついていますが、しっとりとした光沢とともにアジが出てきました。携帯していて、お手入れしてみて、楽しい革小物たちです。これからも変わらずに愛していきます : )

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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