リゾルト 710(Resolute 710)を192日2170時間穿いて20回目の洗濯をしたので、購入当時とエイジング(経年変化)の様子を以前と今の写真を重ねながら記録しておきます。
着用時間が2000時間を超えた前回の洗濯から洗濯方法を変えています。妻にお任せの普通の洗濯にして、色落ちがさらに加速しました。他の洗濯物と一緒に、蛍光剤入りの洗濯洗剤でパリっと洗い上げてもらって、今まで以上に爽やかに穿いています。それでも、ジーンズの特徴であるヒゲのアタリはしっかり健在で、2000時間の穿きこみの印はしっかりと残っています。
洗濯方法を変えたことで、穿き方がよりカジュアルになり、以前まではちょっと躊躇していた雨の日にも、気兼ねなくガンガン穿いて、濡れたり汚れたりしたら、他の衣類と同様に洗濯カゴに放り込み、妻に洗濯してもらっています。よりジーンズ本来の使われ方である「道具」として機能しつつ、でも見た目のスマートさやモノへの愛着はより増している。そんな感じです。
より穿きやすく、よりよい表情になったリゾルト710の現在の様子を、購入当初の写真と重ねつつ記録します。
リゾルト 710(Resolute 710)購入当時と20回目の洗濯後の表情の比較
最初に全体観から。左が購入当初、右が192日2170時間穿いて20回目の洗濯をした後の表情です。遠目から見ると、ヒゲからモモにかけて。左足の膝、右足のセルビッジのミミ。それから裾のチェーンステッチの色落ちが目立ちます。一方で膝からしたは、購入当時とまでは行きませんが、まだ濃紺なカラーが残っています。膝下は近くから見てみると、リゾルト特有の毛羽立ちもまだ残ります。グンと色落ちが加速しましたが、まだ購入当時の面影を残す部分もあり、よいコントラストです。
次に腰回りをアップの写真で見てみます。遠目から見てもよく目立つヒゲのアタリですが、この距離の写真だとさらに腿にかけての縦落ちの様子も見て取れます。ボタンフライのボコボコとしたアタリもよい雰囲気です。
裾です。こちらも遠目から目立った、セルビッジのミミのアタリとチェーンステッチのパッカリングが良く見えます。チェーンステッチはパッカリングのウネウネ感が進み、シルエットがキュっと絞られた雰囲気になっています。穿いて、洗濯を繰り返す度にスマートなシルエットになるリゾルトのよい特長です。
後ろ側に回って、ヒップの様子です。ここは全体的にのっぺりとした淡い色落ちです。それでも細部を見ると、バックヨークのステッチはパッカリングが強く出ていて、ステッチが重なる中央部分はもはや白く変色しています。
最後のハチノスと呼ばれる膝裏の部分です。こちらはうっすらとですが、アタリが見えています。ストレートシルエットの710は膝の部分はゆとりあるサイズ感になっています。なので、ハチノスのアタリは付きづらいかな。と思って穿きこんでいますが、洗濯方法を変えて全体的な色落ちが進んでも、こうしてうっすらとでもハチノスが立体的に見える程度には色落ちが進みます。
ということで、リゾルト710のエイジング(経年変化)のレポートでした。リゾルトは冬にも活躍して欲しいと思っていますが、どうでしょうね。。穿いてじっとしていると膝下が冷える季節になってきました。タイツは穿きたくないしなぁ。とか思いつつ、寒い日でも暖かくリゾルトが穿ける工夫を考えないと、と思っています : )
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