バブアー/ビデイルの購入からおよそ5年が経ちました。10年着ようと思って買ったブラウン(バーク)カラーのバブアーです。5年が経って折り返し地点ですかね。まだまだ現役で、今年の秋冬も着続けています。これまでリプルーフは3回。昨年の夏に新アイテム「ヒートガン」をつかってしっかりオイルを入れたこともあって、昨年の冬を越してもしっとりオイリーな表情のままで、今シーズンはリプルーフすることなく秋冬をむかえています。
こうして、リプルーフをしたり水拭きをしたりしながら、ガンガン着倒してきたことで、購入当初とは大分雰囲気が変わってきました。ちょっと薄汚れた表情になって、でもバブアーはそんなラギッドにエイジングすることがかっちょいいんだと思って、楽しみながら着続けています。節目の5年を迎えたので、購入当初の表情を比較しながら、今のバブアー/ビデイルの状況を記録しておきます。
バブアー ビデイル(Barbour Bedale SL)ブラウン(Bark)~購入当初と5年後の表情の比較
まずは全体観から。左の写真が購入当初、右側が5年経った現在の表情です。大分変化しました。特に色の変化が大きいです。購入当初はムラがなく、全身きれいな茶色です。いい色だなぁ。と感動しながら着ていたことを思い出します。現在は全体的に色あせて、ブラウンからベージュへと変化しています。ムラも大きく、ところどころ黒ずみが目立ちますね。それはそれで、バブアーのエイジングのアジなのですが、正直、丸洗いしたい!という思いに駆られます。丸洗いできないバブアーの制約故の変化です。
次に襟元のアップの写真で比較します。コットンの本体と比べて、変化が少ないと思っていたスエードの襟も、こうして並べてみると変化がわかります。しっとりとしたツヤがあり、柔らかそうな襟が、今はカサカサとした表情となりました。でもまだまだ、ここは良いエイジングのアジだと思える変化です。
背中側の比較です。背面も購入当初の色味がかっちょいいです。しっとりと深みがあるオイルドコットンの色はなんともたまらないカッコ良さです。購入当初のこの色合いは、リプルーフしてもなかなか再現できません。現在は色落ちによるムラが目立ちます。ほぼリュックを背負って出かけているので、肩口の色落ちが激しく、ムラが目立つ結果になっています。
こうして見ると、新品のバブアーはめっちゃいいです。改めて、丸洗いしてやり直したい。そんな想いがふつふつと沸いてきます。が、そこをぐっと抑えて、このラギッドなバブアーのエイジングを愛していこうと思います。ここで比較した部位だけじゃなく、その他の部分で変化や汚れが気になる箇所を記録しておきます。
5年経ったバブアー ビデイル(Barbour Bedale SL)の変化や汚れが気になる箇所
胸の下のハンドウォーマーです。バブアーのハンドウォーマーは本当に便利で、寒い冬はほぼここに手を突っ込んで歩いています。なので、ダメージも出てきていて、ハンドウォーマーの下側の縫い目がほつれてきています。去年から手縫いで補修しようと思いつつ、似た色のコットン糸を探すのが億劫で実現できていません。手遅れにならないうちに補修しておかないと。
背面の下の部分です。リュックを背負っていると、底の部分がちょうど当たる箇所です。色落ちと黒ずみが目立つところです。リプルーフの時にはいつも念入りにオイルを入れる部分ですが、ダメージの蓄積がよくわかります。
肩口のアップです。背中と同様の理由で、リュックのストラップが当たることによって、色落ちと黒ずみ、シワなどダメージが目立ちます。
袖口です。黒ずみとテカりで、正直汚いですね。。5年も秋冬のアウターの主力として着続けることができて、感謝の意味も込めてこうして改めてまじまじと細部を見てみましたが、思った以上に汚れとダメージの蓄積を感じることになりました。エニウェイ。これがバブアーだよ。アジだよ、アジ。と思って、今シーズンは着ていこうと思います。その上で、よいメンテナンス方法を探しつつ、このままラギッドに着続けるか、その他の道があるのか、ゆっくりと検討してみます。
とりあえず、5年着続けられたバブアーに、感謝です : )
コメント - comments -