SpotifyでPOP LIFE~女性ポップアイコンの回。背負うアイコンと逃げるアイコン。ボクは逃げるアイコンの方が好きかな。

Spotifyのポッドキャスト「POP LIFE」で新しいシリーズがはじまりました。相変わらずランニングのお供で聴いています。

今回は「女性ポップアイコンを語ろう」というシリーズで。ホストの田中宗一郎(タナソー)さんと三原勇希さんに加え、ゲストはヒップホップとストリート・カルチャーを軸にDJ、執筆家、翻訳家として活動する荏開津さん。加えて、映画・音楽ライターで「ゲイ」とうジェンダー背景を持つ木津さんの4名で話が進んでいきます。

最初に参加者全員が自分の女性ポップアイコンのリストを作ったよって話。タナソーさんはなんと50人以上!ボクにとっては誰なんだろう。なんて考えながら聴き進める。カワイくて、めっちゃ好きだったPOPな女性たちはいるけど、果たしてそれはアイコンだったのか。そんなところが曖昧で考えられないな。なんて思っていると、放送の中でも同じような議論が起こります。そんな中、木津さんが提案します。

今、10代の女性ポップアイコンである3人を基点にして会話を進めたい。それは「グレタ・トゥーンベリ」「エマ・ゴンザレス」「ビリー・アイリッシュ」の3人である。

そんな提案を聞きたタナソーさんのレスポンスは「みんな背負ってる子だねぇ」と。ここからが、今回の放送のボクの中でのハイライトです。背負うアイコンと逃げるアイコン。もはや途中から男性も交じってきますが、とても興味深かったのでメモしておきます。

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背負うアイコン

  • グレタ・トゥーンベリ
  • エマ・ゴンザレス
  • ビリー・アイリッシュ

前述の3人です。グレタは気候変動の活動家。エマは銃規制の活動家。ビリーは10代でチャートトップに駆け上がったミュージシャン。みんな10代なのに女性なのに、自身のフォロアーの先頭に立って発信を続ける人たち。もちろんアンチも多い。

戦っている3人はともに鋭い目をしていて、表情もカッコいい。フォロアーがついていきたくなる迫力を持っている。けど、やっぱりボクは10代の能天気さを表現できないのは可哀そうだとちょっと思っている。放送内では彼女たちにいろいろ背負わせるのはグロテスクだという表現を使っていたけど、わかる気がする。

彼女たちには、重すぎたらいつでも逃げていいんだよ。と言いたくなる。そうだ、山田かまちや家入一真の本を読むといい。

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中村一義の「主題歌」を聴くのもいい。

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そんな彼女たちのスタンスについて議論を交わしながら、他方でタナソーさんは逃げるアイコンについて話はじめる。

逃げるアイコン

  • ボブ・ディラン
  • リアーナ
  • マイケル・ジャクソン

もはや男性も入っちゃっていますが。ディランはフォークから逃げ、ヒットから逃げ、ノーベル賞からも逃げた。リアーナは詳しくないけれど、背負ったビヨンセを対局軸に説明してくれた。マイケルは自分のルーツから逃げた。ボクがちゃんと話題についていけるのはディランぐらいですが、背負って鋭い目つきをしているアイコンよりも、飄々として逃げてヘラヘラしているぐらいの方がボクは好みです。

自分が背負いきれないものを代わりに背負ってくれるアイコンもいれば、すごいのに自分と視座が近いのがうれしくなるアイコンもいる。そんな感じかな。次からの2回の放送も楽しみに聴いてみます : )

SpotifyでPOP LIFE~女性ポップアイコンの回。背負うアイコンと逃げるアイコン。ボクは逃げるアイコンの方が好きかな。

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この記事を書いた人

マーケティングに関わる仕事に20年以上携わっています。感銘を受けたポップカルチャーをマーケティング視点で記録したり、日々の暮らしや身に着けているもの、健康・投資について記録するためにブログを活用しています。

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